「明らかにやり過ぎだ」大谷翔平所属のドジャース、後払い契約にはいまだ…

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 ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手に続き、ブレイク・スネル投手とも後払い契約を結んだ。ドジャースの積極的な後払い戦略には批判の声が多く集まり、マイアミ・マーリンズの元社長であるデビッド・サムソン氏も反対の意見を述べた。米メディア『AS USA』のジェフリー・メイ記者が報じている。

 

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 後払い契約は以前から存在していた手法だが、ドジャースの後払い総額は10億ドル(約1580億円)を超えるなど、前例のない金額にのぼっている。その結果、実力のある選手が集まり、2024年は8度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

 

 

 後払い金額は適切に管理しなければ球団の財政に悪影響を及ぼす可能性があるが、MLBの労働協約では契約金の後払い金額に制限を設けていない。ドジャースの方式では、スター選手を揃えたラインナップを維持しながら、贅沢税の課税基準を回避できる可能性もある。

 

 積極的な後払い戦略を続けるドジャースについてサムソン氏は「10億ドル以上も繰り延べているドジャースは、明らかにやり過ぎだ。各球団は、彼らと競争するにはどうすればいいのかと疑問を抱き始めている」と言及した。

 

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