タレントの関根勤が14日、公式YouTubeチャンネル『関根勤チャンネル』を更新。昔のクイズ番組で感じた“ヤラセ”について赤裸々に語った。

関根勤の“空気が読めなかった”時代

関根勤

この日公開された動画で、「人の顔が覚えるのが得意」だと明かした関根。あるとき、CMクイズに挑んだというか、「今でも後悔してるんだけど……」と前置きしながら、「中年のガッチリした男の人が出てきたわけ。“この人は何のCMに出てたでしょう?”って。すぐわかっちゃったんですよ」と回顧。「“はい! ペヤングのCMに出てた人ですよね”って言ったら、司会者とディレクターがガッカリしちゃってる」と苦笑いで振り返りつつ、「俺は、そこが優れてるんだ! っていうことが言いたくて。空気が読めなかったですよね」と反省していた。

また、「クイズ番組でクイズ王とやって。俺、相撲に詳しくて全部答えたり、千葉真一さんの細かいこと知ってるから全部答えて。勝っちゃったのよ、クイズ王に」というエピソードを語った関根は、「次も呼ばれたのよ。そしたら、クイズ王に答えを教えてあるのよ」と吐露。心の中では、「クイズ王が千葉真一さんのことをそんなに知ってるわけねーだろ」と思っていたそうだが、「これ演出だなと思って。でも思えば、俺たちは負け要員なんだよね。勝っちゃいけないんだよね。それを俺は必死になって勝ってたから」としみじみつぶやいた。

続けて、「あるとき、高田さんと俺が出てたわけ。いろんなスターもいるわけですよ。クイズ大会をやって」と、当時のテレビ番組を振り返った関根。最終問題に見事正解し、優勝した関根だったが、「和田アキ子さんが、“なんでお前らが優勝なんだよ。お前らが優勝したらダメだろ!”みたいなことを言うんですよ」と苦笑い。「今考えればそうなんだけどね。そのときは、優勝したからいいじゃないですか! って思ったんだけど……」と心境を明かしながら、「俺もペーペーだったし。そういう空気が読めなかった」と若かりし頃を振り返っていた。

【編集部MEMO】
関根は、2022年5月に公式YouTubeチャンネル『関根勤チャンネル』を開設。現在、チャンネル登録者数は24万を超え、総再生回数は8,000万回を突破。概要欄では、「関根勤がこれからの日本の未来を支えていく若きサラリーマン、学生の皆様そして若手芸人の皆様に少しでもお役に立てる情報を発信していきたい」と方針を掲げている。