マルアイは、「2025年のお年玉に関する実態」と「今年の年末年始の動向調査」の結果を12月13日に発表。2025年のお年玉に関する実態は、2024年11月23日~25日の期間、全国20代~60代以上の男女2,404名を対象に、今年の年末年始の動向調査は、2024年11月21日~22日の期間で全国20代~60代以上の男女601名を対象に、どちらもインターネットで実施した。
今年の年末年始の予定について、最多は「自宅でゆっくりする」(68.4%)、次いで「親族で集まる」(22.0%)、「自宅近辺で外出する」(16.0%)と続いた。また「国内旅行」は7.2%、「日帰りレジャー」は5.7%と、遠出をするような予定は1割以下にとどまった。
さらに「海外旅行に行く」は0.8%と、昨年のアンケートと比較して2.8%減少し、円安の影響か1%にも満たない結果に。
来年のお正月にお年玉をあげるかを聞くと、「あげる」が44.5%と、2025年は約半数の人がお年玉をあげる予定だった。来年お年玉をあげる人を対象にあげる相手の人数を質問すると、平均は2.5人、最多人数は20人となった。
また、あげる相手を質問したところ、最多は「親戚の子ども」で58.6%。次いで「自分の子ども」(41.4%)、「孫(ひ孫)」(23.4%)、親族以外では「勤務先の人」(12.2%)、「学生時代の後輩」(12.0%)、「友人」(12.5%)という結果に。
あげる金額を対象別で見ると、子どもにあげる金額は「1,000円台~4,000円台」が最も多く、「自分の子ども」に10,000円以上をあげる人は3割強。「親」にあげる人は約2割で、金額は「10,000円台~40,000円以上」が最多の42.1%と、ほかの対象と比較して最も高い割合となった。
お年玉の金額を全体で見ると「1,000円台~4,000円台」が49.1%と最多に。昨年の調査結果と比較すると「1,000円未満」が2.3%増、「1,000円台~4,000円台」が1.7%増、「10,000円台~40,000円以上」が3.4%増と、10,000円以上をあげる人が増加傾向にあることもわかった。
どのようにお年玉をあげるかについて、最多は6割が選んだ「現金をぽち袋に入れて手渡す」。また「現金をぽち袋に入れて送る」(29.0%)は、昨年の調査結果から16.2%増となった。また、「電子マネーで送金する」は7.6%、「口座に振り込む」は4.2%となり、お年玉においては現金が主流であることもわかった。
お年玉は、いつまであげるものだと思うかという質問に対しては、最多は「高校卒業まで」(39.3%)、次いで「成人になるまで」(16.4%)、「短大・大学・専門学校生まで」(16.1%)となった。