JR東日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、平日朝に運転される特急「ときわ」1往復を現行の上野駅発着から品川駅発着とし、運転区間を延長すると発表した。常磐線経由の特急「ひたち」「ときわ」は臨時列車を除き、すべて品川駅発着での運転となる。

  • 常磐線経由の特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系

  • 平日朝に上野駅発着だった「ときわ53・54号」がダイヤ改正後、品川駅発着に

「ひたち」「ときわ」は現在、ほとんどの列車において品川駅発着となっているが、平日朝に運転される上り「ときわ54号」・下り「ときわ53号」の1往復のみ上野駅発着で運転されていた。2025年3月のダイヤ改正で、両列車とも運転区間を延長。これにより、定期列車の「ひたち」「ときわ」はすべて品川駅発着で運転されることになる。

上り「ときわ54号」はダイヤ改正に合わせて勝田駅の発車時刻を6分繰り上げ、同駅を5時44分に発車。上野駅へ7時29分に到着した後、上野東京ラインに乗り入れ、東京駅へ7時37分着、品川駅へ7時46分着で運転される。折返しとなる下り「ときわ53号」は品川駅を8時13分に発車。東京駅を8時23分に発車した後、上野駅から先は現行と同時刻となり、勝田駅へ9時55分に到着する。