今夏にユヴェントスへ加入したばかりのD・ルイス [写真]=Getty Images

 ユヴェントスに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイスに、プレミアリーグ復帰の可能性が浮上しているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在26歳のD・ルイスは母国の名門ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で、2016年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はマンチェスター・シティ、ジローナを経て、2019年夏にアストン・ヴィラへ完全移籍加入し、5シーズンに渡って中盤の主軸として活躍。公式戦通算204試合に出場し22ゴール24アシストをマークすると、今夏にユヴェントスへ活躍の場を移した。

 初挑戦となるセリエAでの活躍が期待されたD・ルイスだが、コンディション調整に苦しみ、スタメン定着には至っておらず。1-0で勝利した10月半ばのセリエA第8節ラツィオ戦以降は欠場が続いている。

 そんなD・ルイスがわずか半年足らずでプレミアリーグへ復帰する可能性が浮上しているようだ。報道によると、ユヴェントスは1月の移籍市場でストライカーおよびセンターバック(CB)を補強したいと考えており、資金捻出に向けて数名の売却を検討しているとのこと。現時点で戦力になり切れていないD・ルイスについても、相応のオファーがあった場合には耳を傾ける可能性が高いという。

 なお、D・ルイスに対しては古巣マンチェスター・シティのほか、ルベン・アモリム監督の下での巻き返しを図るマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているとのこと。現時点で両クラブともに具体的な動きは見られないが、今後の動向には注目が集まる。