歌舞伎俳優の中村獅童が主演を務めるショートドラマシリーズ『シゴトはもっと楽しめる』の第2弾となる『ワンチーム、ワンホーム』(制作:アシックスジャパン)が22日より特設WEBサイト、YouTubeにて公開された。
同ドラマシリーズは、ワーキングシューズを展開しているアシックスジャパンが「シゴトはもっと楽しめる」をテーマに制作。建設業、運送業、製造業をはじめとした「現場で働く人」を主人公に、働く全ての人を応援するヒューマンドラマだ。第2弾となる本作は、建設業界で働く主人公の坂井が仕事と向き合うことを諦めかけている中、個性豊かな新人の内藤と陣内と出会い、彼らの成長を通じて坂井の気持ちにも変化が生まれていくストーリー。主人公のベテラン主任技術者役を中村獅童、新人役を兒玉遥と砂川脩弥が演じている。
主題歌には、SNSを中心にバイラルヒットを記録した「鬼ノ宴」で注目を集めている友成空を起用。主題歌「未来電話」は、つまずいたときに未来へ一歩踏み出す人をそっと後押ししてくれるような前向きな楽曲となっている。
撮影後のインタビューで、この人の仕事の仕方がかっこいいと感じた人について獅童は「北野武監督の作品に、無名の頃からいつかこういう素晴らしい監督とご一緒させていただけたら嬉しいなと思っていて、その夢が叶ったので。現場の進め具合や監督演出の仕方も非常に影響を受ける、素晴らしい監督でしたね」とコメント。
元HKT48でもある兒玉は「(アイドル時代に)一緒に活動してたメンバーで、今韓国で活躍している宮脇咲良ちゃんのことを尊敬していて。ずっと休まずにアイドルとして第一線で活躍しているので、そのストイックさ、続けられる強さみたいなのは本当にすごいなと思います」と語った。
砂川は、仕事の中で自分の壁を壊した出来事について「ダンスにすごい苦手意識があったんですけど、最近の作品で初めてダンスさせていただいて。ダンスって楽しいな、挑戦してよかったなって思った」と回顧。
また、獅童は仕事を楽しむ秘訣について「歌舞伎は楽しいんだけど苦しくもある世界だった。50過ぎてから、だんだん楽しくなってきたっていうところです。その秘訣は何かというと、余計なことを考えずに楽しいことを考える。そしたらすごいいろんなことが楽しくなってきましたね」と明かした。
【編集部MEMO】
兒玉遥は、1996年9月19日生まれ、福岡県出身。2011年にHKT48の第1期生オーディションに合格し、同グループのメンバーとして活動を開始。何度もセンターポジションを務めるなど中心メンバーとして活躍する。2019年に同グループ卒業後、本格的に女優活動を開始 。2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ初出演を果たした。