LINEのメッセージを送信したあと、誤字や内容の修正などで送信取り消し機能を使いたいこともあるはず。しかし、「送信取り消しって印象が悪いかな?」と心配になる人もいるでしょう。本記事では、LINEの送信取り消しが相手に与える印象や、送信を取り消した場合の対処法などについて紹介します。
LINEの送信を取り消したくなる心理
まずは、LINEの送信を取り消したくなる心理を見ていきましょう。
誤字や間違いが恥ずかしい
誤字や文章の間違いは誰にでも起こりうることですが、それを恥ずかしいと感じる人は多いはず。特に、送った相手が好きな人や恋人など良い印象を与えたい相手だった場合は、「幻滅されるかもしれない」という不安から、取り消したくなる気持ちがより強くなるでしょう。
感情的に送ってしまい考え直したい
感情的になって衝動的に送信したメッセージを後で冷静になって見返すと、内容が不適切だったと感じることがあります。「傷つけたかもしれない」「嫌われるかもしれない」「こんなことを言うべきじゃなかった」といった不安や後悔から、送信を取り消したくなることは少なくありません。
かまってもらいたい
送信したメッセージを取り消すことで相手の気を引きたいと考える人もいます。「かまってほしい」「自分に気づいてほしい」といった思いを素直に言葉にして伝えるのは難しいものです。そんなとき自然に相手の気を引くきっかけとして、わざと送信取り消しをすることもあるでしょう。
LINEの送信取り消しが相手に与える印象
次に、LINEの送信取り消し機能を使った場合、相手にどんな印象を与える可能性があるのか見ていきましょう。
不信感を抱かせてしまう
送信を取り消すと、相手は「なぜメッセージを取り消したのか」と疑問に思うはず。理由を話したり、「気にしないで」などと一言添えていたりすればいいですが、なんの説明もなく送信取り消しをしたままでは、その疑問が解消されず相手が不信感を抱く可能性が高いでしょう。
嫌がらせと受け取られる
LINEの送信取り消しを頻繁に行っていると、相手に嫌がらせと受け取られる可能性もあります。何度もメッセージを取り消すことは相手に混乱をもたらす行為です。たとえ相手への気遣いでした行動だったとしても、良い印象にはならないでしょう。
自己中心的と思われる
頻繁な送信取り消し行為は、相手から自己中心的だと思われてしまう可能性もあります。例えば、送信したメッセージが自分にとって不都合だと感じたときにすぐに取り消している場合は、相手の気持ちを無視していると受け取られるかもしれません。
特に何とも思わない
悪い印象を持つ人が多い一方で、送信を取り消されても何とも思わないという人もいます。他人に興味がないタイプの人や、自分自身でも送信取り消しをよく使うタイプの人などが当てはまるでしょう。それでも、頻繁にされるとさすがに気になるという場合もあるので注意が必要です。
LINEの送信を取り消した場合の対処法
送信取り消し機能はタイミングや理由によっては相手に誤解を与えてしまい、2人の関係が悪化する可能性も。そのような事態にならないために、ここからは、送信を取り消した際の適切な対処法について紹介します。
早めに謝る
送信を取り消した場合は、相手にすぐ連絡して謝ったほうが良い印象を与えられるでしょう。「ごめん、1個前のメッセージ取り消しました」といったような簡単な文章でも十分です。これがあるのとないのとでは、大きく印象が変わります。また、「気にしないでね…!」など相手を気遣う一言を添えておくとよりいいかもしれません。
取り消しの理由を簡潔に説明する
謝罪とともに、取り消した理由について説明しておくと丁寧な印象を与えます。ただし、理由を長々と説明すると言い訳のように見えて逆効果となる可能性があるので注意してください。「ごめん、誤字があったので送信取り消しました」 「間違った内容を送ってしまって取り消しました。ごめんなさい」といったように、簡潔に説明するよう心掛けましょう。
次に会ったときにも一言謝る
相手と良好な関係を続けていきたいなら、LINEで謝るだけでなく、次に対面するタイミングでも「この前はごめんね」と一言声をかけておくのがおすすめです。顔を見ながら改めて謝ることで誠実な印象を与えます。もし、相手が送信取り消しをよく思っていなかったとしても、2回謝られたら許す気持ちが生まれるのではないでしょうか。
LINEの送信取り消しで悪い印象を与えないよう注意しよう!
LINEの送信取り消し機能は便利ですが、悪い印象を与えるケースも多くあります。使うときには、早めに謝ったり理由を簡潔に説明したりして、誤解されないように注意しましょう。
また、そもそも送信取り消しをしなくて済むように、送信前に必ず内容をしっかり確認することも大切です。気持ちよく相手とやり取りできるよう、送信ボタンを押す前に一呼吸置いて見直す習慣を身につけてみてくださいね。