JR九州宮崎支社は18日、線状降水帯による大雨で被災し、10月22日から不通となっている日南線の南郷~志布志間について、全線の運行再開日を2024年12月2日と発表した。同区間で平日のみ実施しているバス輸送は11月29日をもって終了となる。

  • 日南線の普通列車。現在は南郷駅までの運転となっている

10月22日に宮崎県内で発生した線状降水帯による降雨の影響で、日南線南郷~志布志間の複数箇所にて土砂流入・築堤崩壊などの運転再開に支障をきたす被害が発生。被災箇所の復旧作業を進めているものの、運転再開までに時間を要することから、同区間でバス輸送を実施し、平日のみ上下各4本、計8本のバスを運行してきた(土休日はバスの運行なし)。

今後のバス輸送に関して、11月19~29日は日南地区の学校でテスト期間となるため、平日の日中時間帯にバス1本(南郷発志布志行)を増便する。11月29日をもってバス輸送を終了し、12月2日の始発から列車の運行を再開。日南線全線で通常通りの運行を予定している。なお、運行再開日と運行計画は天候等の事情により変更となる場合がある。