今年の冬は久々にちゃんと寒いらしい。ラニーニャ現象の影響だそうだ。そんな人肌恋しくなる時季にピッタリのドリンクがこのたび、キリンから登場する。11月19日から販売開始となる「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」だ。

さっそく試飲してみたところ、これがかなりガチで大当たり! もちろん午後ティーなんて一年中飲んでるし、数ある商品の中にハズレなんて一個もないんだけど、これは絶対に冬に飲みたくなるやつ。冬の寒さにそっと寄り添ってくれるやつである。

ということで、さっそくその詳細をレビューさせていただこう。

▼期間限定「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」を試飲!

初めて午後ティーを飲んだとき、そのウマさにビックリした人も多いハズ。自分の周りでは小学校の頃に午後ティーブームが到来し、特にミルクティーのホット、しかも「缶」で飲むことが当時の少年たちにとって至福の時間だったことを覚えている。ホントにウマくて子どもながらにビックリしたな〜。

そんな思い出深い午後ティーだが、今回登場した期間限定商品「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」は、“やっぱり午後ティーってヤバいんだ”ということを改めて思い知らさせてくれる仕上がりになっていた。

色合いは午後ティーらしいミルクティーの感じ。でも、すでにほんのりと甘くて華やかな香りを感じるかも。

それでは、いただきます。

くぅ〜……はぁ〜……。あぁ〜、ウッマ〜〜〜い……。これは……いや、マジでめっちゃウマいぞ。

まずお伝えしたいのは、甘さの加減が本当に絶妙だという点。バニラの香りとクリーミーさが際立っているので、一見すごく甘い印象を受けるんだけど、よくよく味わってみればめちゃくちゃ絶妙な甘さで、全然甘さが尾を引かない。飲み終わった瞬間は意外なほどすっきりしていて、華やかさだけが余韻として長く残る。

「WINTER BLEND」という名前のとおり、コク深い味わいが特徴的なアッサム茶葉を35%、マイルドな旨みが特徴的なキャンディ茶葉を30%、それぞれブレンドしているらしい。雑味のない華やかな味わいで、そこに高温高圧で抽出した紅茶エスプレッソエキスを配合することでさらに味に厚みを加えているのだという。

クリーミーさもハンパじゃない。生クリームを混ぜることで、ミルクだけでは生み出せない濃厚さを演出しているようだ。そこにバニラの上品な風味が加わり、肌寒い冬にピッタリなスペシャルフレーバーの完成ってワケである。

開発段階では、バニラ以外にもメープルシロップやホワイトチョコレート、アイリッシュウイスキーなどのフレーバーで試作・検討を重ねたそうだが、最終的にはクリスマスのお菓子などではバニラフレーバーが多く使われていることに着目し、現在のカタチに落ち着いたようだ。

なんか小学生の頃を思い出すな〜。あの時代にこんなおいしい紅茶が販売されてたら、なけなしのお小遣いがすべて自販機に消えていっただろうな。マジでクオリティ高いわ。午後ティーって、初めて出会った日からずっとウマいもんな〜。

▼「午後の紅茶 ロイヤルブレンドティー」と飲み比べ!

せっかくなので、「午後の紅茶 ロイヤルブレンドティーラテ」とも飲み比べてみることに。

「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」と比較して、こちらは茶葉の旨みがより濃厚! それもそのはず、ノーマルタイプの「午後の紅茶 ミルクティー」と比べ、1.5倍もの茶葉(ウバ茶葉50%、アッサム茶葉48%)を使用しているらしい。めちゃウマい……。

一方でミルクの厚みについては、やはり「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」に軍配が上がる。う〜ん、どちらのほうがウマいとは一概に言えないな〜。どっちもウマい。その日の気分次第で好みが変わるというか……。すごいな、午後ティー。

ついでに、「午後の紅茶 ロイヤルブレンドティーラテ」と同じく「TEA SELECTION」シリーズに属する「午後の紅茶 アールグレイアイスティー」も試飲。茶葉はキャンディ茶葉を65%、ディンブラ茶葉を25%、ウバ茶葉を10%ずつ使用しているそうで、柑橘を思わせる爽やかさが最高にウマい。無糖だからめちゃくちゃスッキリしているし、スイーツだけでなく、結構幅広い食事にも合いそうだ。

改めてその実力を再認識させてくれた午後ティーシリーズ。その最新作にして限定商品の「午後の紅茶 WINTER BLEND TEA LATTE」は冬にぴったりハマる傑作なので、ぜひ一度試してみてほしい。