イギリスのタブロイド紙『ミラー』は11日、プレミアリーグで審判を務めるデイビット・クート氏が、リヴァプールとユルゲン・クロップ氏に対する侮辱発言の映像を本物だと認めたと報じた。
プレミアリーグで審判を務めるクート氏は、リヴァプールと同クラブの前監督であるユルゲン・クロップ氏に対して、侮辱的な発言をしている映像がソーシャルメディア上で出回っている。現時点でこの映像が本物かどうか、いつ撮影されたのかは、不明となっているが、イングランドのプロ審判協会(PGMOL)は調査を開始し、「デイビット・クート氏は、調査が完全に完了するまで、即時停職処分となった。PGMOLは調査が完了するまで、これ以上のコメントは行わない」と声明を発表した。
映像の真偽に注目が集まる中、イギリスメディア『ミラー』は「本人がこの映像を本物だと認めたうえで、数年前に録画された会話の内容は覚えていないとみられる」と報じた。また、イギリスメディア『BBC』も、とある情報筋の情報として「PGMOLの調査ではデイビット・クート氏の映像を本物として扱っている」と報じている。
クート氏は今シーズン、プレミアリーグの6試合を担当しており、直近ではアンフィールドで行われたリヴァプール対アストン・ヴィラの試合で笛を吹いていた。