レアル・マドリードに所属するスペイン人DFラウール・アセンシオについて、9日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
同日に行われたラ・リーガ第13節オサスナ戦を迎えたレアル・マドリードは、ホームで4-0の勝利を収めた。同試合の29分、先発出場したDFエデル・ミリトンが負傷により後退を余儀なくされたことでピッチに立った現在21歳のR・アセンシオは、トップチームデビューを飾った。
同紙は「彼は何者だ?」と見出しをつけ、同選手を特集。42分にMFジュード・ベリンガムのゴールをアシストした攻撃面に加えて、「冷静で堅実な守備を見せた」と無失点での勝利に貢献した守備面、いずれの面からもプレーを評価した。また右利きで身長184cmのR・アセンシオは、昨シーズンからレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)でおもにセンターバックとしてプレー。14歳まで地元のクラブのラス・パルマスでプレーした後レアル・マドリードの下部組織に加入し、その頃から「最も興奮させるディフェンダーの一人」と評価されており、その成長とポテンシャルに大きな期待がかかっているという。
ダヴィド・アラバやオーレリアン・チュアメニ、さらにミリトンと守備陣に負傷者が相次ぐレアル・マドリードにおいて、今後さらなる出場機会を得る可能性が高まっていると伝えた。