フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(毎週火曜21:00~)の第5話が5日に放送され、SNSでは、袴田吉彦演じる殺人犯の動機に怒りの声が相次いだ。
反町隆史演じる人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿と、杉野遥亮演じるクールな令和刑事・不破利己が、長期にわたって未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑む同ドラマ。今回は、2年前の白金ホステス殺人事件の犯人が、袴田演じる人気MCタレントの鴻上正宗だったことが判明した。
海外逃亡しようとするところを千寿と利己に見つかり、追い詰められた鴻上。その動機を「あの女がいけねぇんだよ! 俺の誘い、ことごとく断りやがって、口説いてもなびきやしねぇ」「俺は鴻上正宗だぞ? 1週間テレビで見ない日はないスターなんだよ! なのにあの女、誘いを断るどころか、俺のこと遠ざけやがって。俺は女房と別れるから一緒になってくれとまで言ったんだぞ! なのにあの女、何て答えたと思う? “落ち目のタレントの介護なんてしたくない”って…笑いながら言いやがった! それで堪忍袋の緒が切れた」と自白した。
そのあまりに身勝手な言い分に、SNSでは怒りの声が続出。「動機がキショすぎる」「そんな理由で?」「こいつクズすぎる」「ちっさぁぁぁぁぁぁ」といったコメントが次々にポストされた。
第5話は、TVerとFODで見逃し配信されている。
【編集部MEMO】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第6話あらすじ
飛鷹千寿(反町隆史)は、不破利己(杉野遥亮)に「HIDE&SEEK」のファイルを見せる。未解決事件の真相が記されているこのファイルは、結城倫子(白石麻衣)の父・真一(平山祐介)が殺害されたときに持っていたものだった。「このファイルに記された未解決事件は意図して解決されなかった節がある。その真実を白日の下に晒すのがオレたちの役目だ」と利己に告げる千寿。そして千寿は、11年前に起きた副総理暗殺事件を次の捜査ターゲットとして、オクラ宛てに情報提供メールを送る。
千寿や鷲沢泰造(宇梶剛士)、加勢英雄(中村俊介)らがまだ強行犯係にいたときに起きたこの事件は、当時法改正に積極的だった永倉孝也副総理(尾竹明宏)が都内の料亭で総理と会食をしているときに起きたものだった。会席中、秘書を務める息子の揮一(簑輪裕太)から手渡された持病の薬を服用した副総理が、いきなり苦しみだして絶命したのだ。死因は、シアン化合物による中毒死。容疑をかけられた揮一は否認したものの、世間からのバッシングに耐えられずに事件から1ヵ月後に自殺していた。
加勢から再捜査の許可を得た千寿と利己は、事件現場となった料亭を訪れることに。すると加勢は、自分も捜査に同行すると言い出して……。
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