モデルでタレントの貴島明日香が10月19日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」に出演。ランウェイ後にマイナビニュースの個別取材に応じた。
「ANNA SUI(アナスイ)」のファッションショーにモデルとして登場した貴島。ブランドのロマンチックでシックな雰囲気のステージでは、笑顔封印のクールなランウェイを披露した。「私がこの世界に飛び込んだきっかけがランウェイをキラキラと歩くモデルさんに憧れてだったので、やっぱり何年たっても高揚します。貴重な経験ですし、初心にかえる気持ちになりますね」。
今回のガルアワのテーマは「Neo Future Lab」。「自分」や「好き」を見つけ、ハートが赴くまま自由にファッションを楽しんでほしいという願いが込められている。それにちなみ、ここ数年で発見した新しい自分について聞くと、「あまり表に出るタイプではなかったのですが、直接友達や家族にあって会って時間を共有するってことを、積極的にやるようになりました。自分の心も明るくなったと実感しています。視野が広がりました」と明かす。
インドアからアウトドア派となった理由は「心が疲れてしまった時期があって、こんなに家にいて休んでいるのになんでだろう? と考えたとき、私は人と会って話すことで自分の気持ちを整理することができるんだ、と気付いた」からという。「モヤモヤしていることや悩んでいることも、人に話すことで意外とたいしたことなかったな、みたいな感じで心が明るくなる。私はそうやって消化するんだと、そういうタイプなんだと気付けたからです。人と時間を共有することは、やはり大切だなと」。
今年7月には一般男性との結婚を発表。人生の新たな節目を迎えた。変化を聞くと、「ファンの方へは自分の口から結婚報告をしたかったので、それが出来てよかったですし、言えたことによって2人で出かけることができるようになったので、それが変化といえば変化かもしれないですね」と少し照れながら語る。
また人生のパートナーを得たことで、心の支えができたことも精神的にプラスになっている様子。「今日あった出来事、良いことも悪いことも共有できますし、絶対的な味方がいるという安心感があります。嫌なことがあっても味方でいてくれる人がいるので、もっと頑張ろうって思えます。2人でいるときは、私のほうがしゃべることが多いかもしれないですね。ずっとしゃべっています」と幸せそうにほほ笑んだ。
パートナーのほか、大好きな猫たちも貴島の生活に豊かさをもたらしている。現在一緒に暮らす3匹の猫は「人生の師」と力説する。
「私は悩んでしまうタイプなのですが、猫はマイペースだし自由気まま。自分がしたいことを常にしているんです。そういう姿を見ていると、心が穏やかになる。家にいる3匹の猫たちがダラダラと過ごすのを見て、こうやって生きていきたいと思える。壮大ですけど、“師匠たち”はそう教えてくれるんです」と愛猫たちの生き様から人生の教訓を得ている。
1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。身長170センチ。高校3年からモデル活動をスタートし、卒業後に上京。2017年4月から『ZIP!』のお天気キャスターを務め、ブレイク。2018年から2024年春まで『non-no』(集英社)の専属モデルを担当し、現在は『BAILA』のレギュラーモデル。2024年7月に一般男性との結婚を発表した。