北海道東部に位置する釧路町(くしろちょう)は、雄大な自然に恵まれたまち。町内には「昆布森」という地名もあり、昆布やカキといった海産物などの特産品が多彩です。また中心市街地として栄えるセチリ太地区は、町内外から多くの買い物客が訪れ、道東の拠点商業地として賑わっています。
そんな釧路町では、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てており、今回はその中から「台湾東部花蓮県(かれんけん)で発生した地震への支援」という使い道について紹介!
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
今回は、「台湾東部花蓮県で発生した地震への支援」という釧路町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
釧路町のふるさと納税寄附金の使い道「台湾東部花蓮県で発生した地震への支援」について
・対象年度:令和6年度
・対象使途:台湾東部花蓮県で発生した地震への支援
・対象事業:台湾東部花蓮県で発生した地震への支援
・その事業に費やした総費用:不明
・総費用のうち寄附金活用額:190万円
台湾中央気象署によると、日本時間の2024年4月3日午前8時58分頃、台湾東部の花蓮県沖約25キロを震源とするマグニチュード7.2の地震が発生しました。
釧路町は、花蓮県吉安郷(じーあんごう)と友好交流協定を締結しています。その協定に基づき、友好関係を深め、復興支援への協力を目的とした事業である「台湾東部花蓮県で発生した地震への支援」。
花蓮県吉安郷を含めた花蓮県を中心に、広範囲な被害状況を踏まえ、生活支援、復興支援、インフラ整備などの支援金として、ふるさと納税の寄附金を活用しています。
全国各地からの寄附により、花蓮県に対して190万円を寄附することができたそうです。
本事業に際し、花蓮県の徐榛蔚県長より「ふるさと納税を通じて、190万円を寄附していただき、深く感謝申し上げます。いただいた寄附金は本県の復興支援用口座を通し、花蓮大地震の復興に使用します。この感謝状を贈呈し、感謝の意を表します」というメッセージおよび感謝状をいただく手はずとなっているのだそう。
自治体からのメッセージ
このたびはご支援を賜り、心より感謝申し上げます。吉安郷とは、地理や農水産物、食文化など多くの共通点があり、親近感を感じています。今後、観光、文化、青少年交流など多岐にわたる交流を通じ、互いの地域の発展を目指してまいります。
皆様からのご寄附は、これらの交流事業を支え、両地域の友好を深めるための貴重な財源となります。子供たちの未来を育み、文化を共有し、観光を振興し、特産品を通じて経済交流を促進することで、釧路町と吉安郷が共に発展していく未来を築くことが、強いては日本と台湾との国際交流にも資するものと言えます。
今回は北海道釧路町のふるさと納税寄附金の使い道「台湾東部花蓮県で発生した地震への支援」を紹介しました。死傷者やビル倒壊など多大な被害に見舞われた台湾東部花蓮県の、生活やインフラなどの復興支援に活用される事業です。取り組みに興味をもった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。