マンチェスター・ユナイテッドに所属するアレハンドロ・ガルナチョ[写真]=Getty Images

 イギリスのタブロイド紙『デイリーメール』は26日、マンチェスター・ユナイテッドが経費削減のため、マンチェスター・シティが手配したチャーター機に所属の2選手を同乗させることを希望したが、実現しなかったと報じた。

 マンチェスター・ユナイテッドに所属する20歳のアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョと19歳のイングランド代表MFコビー・メイヌーは、“若手版バロンドール”のコパ・トロフィーにノミネートされ、パリで開催される授賞式に出席することになった。

 一方、同じ街のライバルのマンチェスター・シティには、バロンドールにノミネートされた選手が8人おり、クラブは授賞式に向かう選手たちのためにチャーター機を手配した。

 すると、経費削減を進めているマンチェスター・ユナイテッドは、マンチェスター・シティに対し、ガルナチョとメイヌーをマンチェスター・シティが手配したチャーター機に同乗させて欲しいと依頼したという。

 しかし、マンチェスター・シティはチャーター機にガルナチョとメイヌーを搭乗させるスペースがないため、マンチェスター・ユナイテッドの依頼を断ったと説明されている。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドは二酸化炭素排出量の削減に取り組んでおり、両クラブはこれまで選手たちが南米などから国際試合に出場して帰国する際に飛行機を共同利用している。

【27日更新】