タレントの叶姉妹が22日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。“死生観”について自身の考えを語った。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

叶恭子にとっての“死”は「人生に組み込まれているもの」

この日の配信では、「死についてさまざまな想像をして眠れなくなることがある」というリスナーのお便りを紹介。「死について考えたことはあるか?」という質問に、恭子は、「私は死について、とてもフラットでポジティブな考え」だと明かし、「人間はどんな方でも、必ず一人で生まれて一人で死んでいく。それが人間でありますから。死は人生の中の一つに組み込まれているもの」だと説明。続けて、「死が怖いとか、みなさんおっしゃってますが、必ずどんな方でも死は訪れる」と強調し、「私は寝る前に、明日地球がなくなっていると思うととても安眠できます」と淡々と語った。

一方の美香は、恭子の考えに共感しつつ、「どちらかと言うと、自分のことよりも、大事な人が亡くなることのほうが嫌だったり、悲しかったり、つらかったり」と吐露。「そりゃそうでしょ」と返した恭子は、「私はもし、美香さんが死んだら本当に……。もう生きていけませんからね」と告白。美香が、「そういう意味で言ったんじゃないんですけど(笑)。案外、ファビュラス君(愛猫)と一緒に楽しくやってるかもしれないですよ」と苦笑しながらツッコむも、「本当に生きていけませんから。ファビュラス君もかわいそうに、セットで生きていけない」と真剣に訴えていた。

相談者のお悩みに、「死は怖くない」とキッパリ語った叶姉妹だったが、恭子は、「そんなこと言いながらも、痛いことは絶対嫌なの。死に対するプロセスの中で、闘病生活とかそういうものは絶対にダメ。だから、自分で決めるという考えを持ってます」と明かす場面も。さらに、寿命が延びることについて、美香が、「今は100年以上ですけど、200年、300年、永遠とかなってくる可能性もある」と指摘すると、「もう十分やりたいことはやってますから。これ以上何にも」「なんでそうするんだろう? って、反対に思いますね」と興味がない様子だった。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。