お蕎麦好きのみなさん、蕎麦は何で食べるのが"通"だと思いますか?

いつから何処からかは不明ですが、蕎麦を塩で食べるというのが通の食べ方だと言う人がいます。
江戸時代の文献を読んでも大根おろし汁で食べたり、味噌味の煮抜き汁や、醤油の原点のひしおで食べたの記述はありますが、塩は江戸蕎麦には出てきません。
(@kandasarashinaより引用)

“蕎麦を塩で食べるというのが通の食べ方”という人がいるようですが、これについて、「塩は江戸蕎麦には出てきません」とつぶやいたのは、明治の初めに東京・神田に店を開いてから蕎麦一筋の老舗店「神田錦町更科」さんです。

神田錦町更科さんによると、江戸蕎麦では「大根おろし汁」や「味噌味の煮抜き汁」「ひしお」で食べていたとのこと。“塩”で食べることはなかったんですね。勉強になります!

この投稿に、「勉強になりました! 江戸時代の文献の知識が深いですね」「やっぱり蕎麦つゆでいただくのが一番です!」「そもそも蕎麦つゆが江戸時代になかったことに驚きました」といった声が寄せられたほか、さまざまな意見も……。

「通の食べ方というわけでは無いのでしょうが個人的には好きです」

「私も塩で食べるやり方が1番美味しいとは思いませんが、1番美味しく食べるための舌の遊ばせ方としては面白いと思っています」

「文献に無いなら昔ながらでは無いのでしょうけど、お蕎麦も白いのから黒いの、お塩も無数に種類が有るので、組み合わせ次第では美味しいのかもですね」

「新しい食べ方だから、その文化は残るかもしれない。美味しい塩でないとダメだとか、まさに日本人っぽい食への追求が考えられる。それが主流になるかはわからないが、面白いオプションだろう」

「まぁ通かどうかなんてどうでもよろし。『自分が一番うまいと思う食べ方』で食べたらええねん。 通だの作法だの言う前に、おいしくいただくのが作って下さった方へ報いる術じゃねぇか」


実際に塩で食べるのが好きな人もちらほら。"通"かどうかは関係なく、王道のそばつゆでも塩でも、その時の自分の味覚や好みに合わせて選ぶのが一番かもしれません。

好みの蕎麦を手作りするのもよし、お気に入りのお店を見つけるのもよし。自分なりの食べ方で、これからも蕎麦を楽しみましょう!