フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(毎週火曜21:00~)の第3話が22日に放送され、SNSでは、明らかに動揺しながらウソをついた利己(杉野遥亮)へのツッコミが相次いだ。

  • 反町隆史(左)と杉野遥亮

反町隆史演じる人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿と、杉野演じるクールな令和刑事・不破利己が、長期にわたって未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑む同ドラマ。

第3話では、千寿が、犯罪者を引きずり出すための証拠捏造をしているという秘密の隠し部屋へ利己を連れてきた。そして、11年前に発生したアメリカ国務長官を狙った爆破テロ事件「東京シンフォニーホール爆破事件」を次の捜査ターゲットにすると告げ、「2013年の東京シンフォニーホール爆破事件の犯人は『プロフェッサー』。秋葉原の電気街を探せ」というタレコミメールを警視庁のサイトに流した。

その後、証拠捏造の協力者である千寿の元妻で科捜研の井伏(観月ありさ)の元へ。犯行の際に使用されたというテレビリモコン型の爆弾遠隔スイッチに、犯人の指紋を付着させる作業を、井伏は「これが私の仕事」と手際よく行っていき、ものの見事に証拠捏造品が出来上がった。

受け取った千寿は「俺は、これを犯行現場近くの河原に隠してくる。ルーキー(利己)は、河原にまだ証拠が残ってるかもしれないってところまでのうまい筋書きを考えとく」とムチャぶり。

それを受け、オクラの捜査会議で、利己は「パソコンをハッキングして11年前の犯行計画のファイルを入手することができました」と提示するも、「どんな方法でハッキングしたの?」と早速ツッコまれる。目をキョロキョロさせて明らかに動揺する利己が「それは……秘密です」と少し声を上ずらせて答えると、千寿は思わずズッコケながら強引にフォローし、力技でオクラメンバーを納得させた。

このシーンに、SNSでは「不破くん秘密下手すぎwww」「お顔が嘘つけない」と、やはりツッコミが続出。さらに、千寿の反応に「ズッコケる反町様おもろ」「新喜劇かよww」といった指摘も相次いだ。

第3話は、TVerとFODで見逃し配信されている。

【編集部MEMO】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第4話あらすじ
飛鷹千寿(反町隆史)は、捜査一課長・加勢英雄(中村俊介)に呼び出され、かつて捜査中に犯人の仕掛けた爆弾によって殉職した結城真一(平山祐介)の遺体には、銃で撃たれた跡があったことを告げられる。さらに加勢は、千寿が強行犯係にいた当時の未解決事件が最近になって立て続けに解決したことを指摘し、何を隠しているのかと問いただす……。
一方、不破利己(杉野遥亮)は千寿に何も告げずに、2年前に白金で起きたホステス殺人事件の情報提供メールを警視庁に送る。事件当時、墨田署にいた利己はホステスの不知火美佳(樋井明日香)と息子の壮太(石塚陸翔)を守るよう命じられていた。美佳は経済界の大物も訪れる銀座の高級クラブに勤務していたが、脅迫電話やストーカー被害が出たことから、利己は志熊亨(有澤樟太郎)とともに警護に当たった。だがあるとき、利己が何者かに襲われて意識を失っている間に美佳が殺害されてしまう。目を覚ました利己は包丁を持った美佳の元交際相手・新山博一(後藤剛範)が逃走するのを目撃するが、証拠不十分で当時は逮捕することができなかった。
千寿は、勝手なことをするなと利己を非難。すると利己は、有力な情報をつかんだと返し、千寿と共に新山が働くリサイクル工場へと向かう。一方、結城倫子(白石麻衣)たちは、美佳が利己の元カノだと知り……。

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