10月25日よりPrime Videoで配信されるAmazon Originalドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』(全6話)の世界独占配信記念ワールドプレミアが21日、都内で行われ、竹内涼真、賀来賢人、河合優実、唐沢寿明、青木崇高、中山ひなの、武正晴監督が登場した。

  • 左から武正晴監督、中山ひなの、河合優実、竹内涼真、賀来賢人、唐沢寿明、青木崇高

セガの大ヒットゲーム『龍が如く』シリーズを基に、オリジナル脚本で制作されたドラマシリーズ作品の最新作となる本作。ゲームと同様、歓楽街・神室町を舞台に、"堂島の龍"に憧れる主人公、桐生一馬の成長物語を描くクライム・サスペンスアクションだ。児童養護施設「ひまわり」でともに育った桐生、錦、由美、ミホの4人。規律に縛られた暮らしから新しい世界へ飛び出そうとゲームセンター襲撃事件を起こす。襲った店は神室町を牛耳るヤクザ組織、堂島組の息がかかっていたため、堂島組長から事件の落とし前をつけるよう迫られて4人は裏社会へと落ちることに。桐生と錦が極道の世界に身を置くことになったところから、それぞれの生き様を1995年と2005年の2つの時間軸を交差させながら描き出す。

10月25日からの世界配信開始に先立ち、この日は世界最速本編1話の上映会。試写会前に登場した主演の竹内らが登壇してトークショーを行った。主人公・桐生一馬役の竹内涼真は「難しい挑戦だと感じていましたが、リスクを取ってチャレンジしないとサプライズは起きないし、そういうところで全員同じ方向を向いて挑戦できたので、やっと皆さんに届くと思うとうれしいです」と作品の出来栄えには自信を。本作の見どころについては「1つに絞り出すのは難しいんですが、僕は愛だと思います。家族の愛だったりどうして彼らは神室町の中で戦わなければいけなかったのか、どうして神室町で勝ちたかったのか、その人間ドラマを自信を持って見てくださいと言える部分だと思います」とあげて、「気合を入れて魂を込めて命懸けで作りました。是非温かく受け取っていただけたらうれしいです」とアピールした。

そんな竹内を間近で見ていた錦山彰役の賀来は「すごかったですよ。撮影場所が狭くてエキストラさんが100人以上いて、言い方悪いんですけど臭いんです。男たちの中、ノンスタントで全部自分でアクションして、しかも1日に何試合も。ただ僕は見てただけ。応援してました」と竹内のアクションシーンを称賛。桐生や錦の幼馴染で家族思いの澤村由美役を演じた河合も「私たちは声を出して応援することしかできませんでした。気軽に手出しできないような気迫は本当にすごかったです」と竹内に刺激を受けた様子だった。

また、児童養護施設を運営して桐生たちの父親代わりでもある風間新太郎を演じた唐沢も「すごい大胸筋でしたね。現場ではずっと上半身裸じゃない?」と笑いを誘いつつ「相当ストイックにやってました。それが非常に印象的でした。お弁当を持ってきて可哀想なぐらいささみみたいな物を食べているんです。だいぶ元気になったね。結構痩せてたしね」と撮影のために過酷な減量で挑んだ竹内を褒めちぎっていた。