JR東日本首都圏本部は17日、東京駅開業110周年イベントについて発表した。1914年12月20日に開業した東京駅が110周年となることを受け、イベント開催や「東京駅開業110周年記念号」の運行に加え、記念入場券、記念グッズ、記念駅弁などの発売も予定している。
「東京駅開業110周年記念入場券」は、東京駅に勤務する社員がデザインを考案した硬券タイプの入場券。記念台紙と記念グッズが付き、入場券3枚のセットで、価格は1セット3,500円。2種類用意され、「JRE MALL」内「GENERAL STORE RAILYARD」にて11月26日12時から各1,100セット限定で販売(購入は1人5セットまで)される。
東京駅の新幹線南乗換改札内と八重洲北改札内に設置されたレンガ模様のラッピング自販機で、限定ラベルを採用した「From AQUA 白神山地の天然水 東京駅開業110周年記念ラベル」(120円)を10月17日から販売。数量限定のため、なくなり次第終了となる。
110年前の東京駅舎の写真やオリジナルロゴなど使用した「東京駅開業110周年記念切手シート」も制作された。東京駅丸の内地下南口「動輪の広場」で、12月6~22日の11~20時に販売され、価格は2,200円。「JRE MALL」内「GRANSTA MALL」でも販売する。
東京駅とJR東日本エリアの新幹線終着駅のある県にちなんだ食材や料理を盛り込んだ「東京駅開業110周年記念弁当」(1,980円)も期間限定で登場。秋田県の「じゅんさい入りもずく酢」や、生産量日本一の青森県産にんにくを使用した「牛バラ肉玉葱炒め」は、東京駅で働く社員のアンケートから実現したメニューだという。東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」「駅弁屋 踊 グランスタ東京」「駅弁屋 祭 セレクト 新幹線南乗換口」などで、10月18日から12月末頃まで販売する。