マイボイスコムは2024年10月15日、4回目となる「低糖質食品」に関する調査の結果を発表した。同調査は2024年9月1日~7日、MyVoiceのアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。
食品・飲料購入時に意識する栄養素や成分について聞いてみたところ、「熱量、エネルギー」が30.4%、「食塩相当量(塩分)」が20.6%、「糖質」「タンパク質」が各2割弱となっている。過去調査と比べて、「タンパク質」が増加傾向。自分の糖質摂取量が多い方だと回答した人では、「熱量、エネルギー」の比率が高くなっている。
糖質の摂取に関して意識して行っていることは(複数回答)、「糖質の多い食品・飲料を控える」が29.0%、「低糖質であることが表示されている商品を摂取する」「食事を食べる順番に気を付ける」「糖質が少ない食材・素材を摂取する」が各10%台という結果に。
「糖質の多い食品・飲料を控える」は、女性70代で高くなっている。
糖質を意識して飲食する人に、理由を聞いたところ(複数回答)、「生活習慣病、メタボの予防」が53.9%、「体型・体重が気になる」が34.4%、「健康によさそう」「血糖値の改善」「糖尿病などの病気の改善」が25~27%となっている。
「健康によさそう」「糖質の多い食品・飲料が食べたいが、糖質のとりすぎが気になる」は女性、「体型・体重が気になる」「ダイエット」「美容のため」は女性若年層で高い傾向に。
「糖尿病などの病気の改善」「血糖値の改善」は、男性60~70代での比率が高くなっている。
糖質の摂取量が多い方だと思う人は(「多い方だ」「やや多い方だ」の合計)は5割弱、女性30~50代で高くなっている。「ちょうどよいと思う」は42.3%、男性で比率が高くなっている。
直近1年間に低糖質の商品を購入した人は約64%。購入した商品は(複数回答)、食品では「ヨーグルト」が15.5%、「パン類」が14.0%。飲料では「ビール類」が16.7%、「飲料 ※お酒以外」が11.0%となっている。
低糖質商品の購入意向者は、「購入したい」「まあ購入したい」を合わせて4割弱。女性10・20代では5割弱、直近1年間に低糖質食品を購入した人では6割となっている。
糖質対策として利用している食品・飲料についての 回答者のコメントを一部紹介する。
・間食に糖質ゼロのゼリーやようかんを食べる。(女性40歳)
・味と値段にさほど違いがなければ糖質対策付を購入します。(男性59歳)
・コンビニで売っている低糖質パンをよく購入する。たまに低糖質のカップ麺も買う。(男性50歳)
・豆乳。果物などを食べる前に飲んで、血糖値が急に上がらないようにしている。(女性46歳)