TVアニメ&実写映画『九龍ジェネリックロマンス』が2025年に放送・上映されることが11日、明らかになった。

  • TVアニメ&実写映画『九龍ジェネリックロマンス』

同作は眉月じゅん氏による同名コミックのアニメ化&実写化作。TVアニメでは白石晴香&杉田智和、実写映画では吉岡里帆&水上恒司がW主演を務める。ノスタルジー溢れる街・九龍(くーろん)の不動産屋で働く鯨井令子(白石/吉岡)は、職場の先輩・工藤発(杉田/水上)に淡い恋心を抱いていた。ふと見つけた1枚の写真から、工藤には過去に自分と瓜二つの婚約者がいたことを知る。

原作は『恋は雨上がりのように』の眉月氏の最新作にして、累計発行部数100万部超えの人気ミステリー・ラブロマンス。失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密…過去・現在・未来が交錯する中、恋が、秘密を解き明かしていく。

TVアニメのボイスキャスとして、鯨井令子を白石晴香、工藤発を杉田智和が務める。実写映画の鯨井令子は吉岡里帆、工藤発を水上恒司が演じ、2人は本作で初共演、W主演となる。

解禁されたキャラクタービジュアルは令子の頬に手を添える工藤が対になる構図となっており、距離の近い2人の淡い恋を予感させる。また、同時に解禁となるWメディア化超特報映像ではTVアニメのキャラクターと実写映画のキャラクターがシンクロし、TVアニメも実写映画も原作のキャラクターと世界観を忠実に再現する仕上がりになっている。

眉月じゅん コメント

祝! アニメ&実写ダブルメディア化!!
アニメも実写もとても人に恵まれていると感じています。嬉しいことに演者さん、スタッフさんに元々原作を好いてくださっている方が多く、ここぞとばかりに己の引きの良さを発揮した気がします。本当にありがたいです。
どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることが沢山ありました。 この熱い想いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに!

白石晴香 コメント

アニメ「九龍ジェネリックロマンス」で、鯨井令子役を務めさせていただきます。白石晴香です。
オーディションのお話をいただく前から読んでいた作品で、
いつかアニメでも見たいな…できる事なら携われたらいいなぁ…と
勝手に妄想していたので、オーディションに受かったというご連絡をいただいた時は
本当に驚きましたし、とにかく嬉しかったです!!

令子として全力で九龍に生きたいと思います。

杉田智和 コメント

何も構えなくていい。
夢を見てる時くらい余計な力はいらないんだ。
そうだろう?
…あ、小皺みっけ。

吉岡里帆 コメント

今作は自分が存在するのか存在しないのか、分からなくなりながらも確かに人を愛し続けたピュアで切ないミステリー・ラブロマンスです。主人公の令子は不確かな存在ですが、一人の生きている人間として実在することを信じてその場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました。悩みながらの撮影でしたが、令子が自分らしさを見つけていく過程が現実世界ともリンクし集中しながら感情移入する事が出来ました。スタッフの皆様の丁寧な仕事に何度も救われました。共演者の皆様とも沢山の話し合いを重ねられたことに感謝しています。
見たことのない映像を収めるべくチーム皆の力が集結したと思います。ぜひ公開をお楽しみに。

水上恒司 コメント

工藤発を生きた時間は私にとって財産となり、その過ごした時間は、
今後の私の人生において大きな出来事となると、今、感じています。
公開までもうしばしお待ちください。

【編集部MEMO】
『九龍ジェネリックロマンス』あらすじ
「私、九龍に恋をしている―――。」ノスタルジー溢れる街「九龍城砦(くーろんじょうさい)」の不動産屋で働く鯨井令子(くじらい れいこ)は先輩社員である工藤発(くどう はじめ)に心惹かれていた。その恋を自覚した令子は、1枚の写真から工藤にはかつて婚約者がいたことを知るのだが、その婚約者は自分と全く同じ姿だった。妖しくも美しい九龍の街で繰り広げられる日常。秘めた想いは密かな願いと成って、衝撃の真実を連れてくる。過去・現在・未来が交錯する中、恋が、全ての秘密を解き明かす。

(C)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会