女優の白石聖が9月6日、2nd写真集『unveil』(3,850円、宝島社)を発売した。同作では、25歳の節目を迎えた白石を撮影。沖縄をロケ地に、初の水着やホテルでのすっぴん、部屋着姿など、普段見ることのできないような姿が収められている。今回、東京・書泉ブックタワーで行われた一日店長イベント後に白石をインタビューし、撮影中の思い出や自画自賛カットなどについて話を聞いた。(前後編の後編)
シャツを肩にかけたカットの裏話
――写真集の撮影は沖縄で行われたそうですね。撮影で思い出に残っていることはありますか?
沖縄に行くときに、上着を持っていくのを忘れてしまって、まだちょっと肌寒いかなという気温の時もあったので、時間があったら古着屋さんに寄りたいとお願いしていたんです。寄れるタイミングがあればいいなと思っていたのですが、街中で撮っているときに、行きたいと思っていたお店の前をたまたま通ったんです。
――タイミングが合えばと思っていたら!
「あっ、行きたかったところだ!」と思って。写真集には載ってないんですけど、ラルフローレンのシャツを買えて。(古着屋で撮影したカットを開きながら)肩にかけているシャツもはそのお店で購入しました(笑)。
――普通にお買い物もできたんですね(笑)
本当に私のわがままを叶えていただいて……それは思い出深いですね。
――普段から古着は着られるんですか?
古着は好きですね。お仕事でどこかに行かせてもらうとき、各所の古着屋さんに行くのも好きで。
――そうなんですね!
そんなに詳しいわけではないのですが、場所によってテイストが違う気がしていて。沖縄はアメリカンなものが豊富な印象を受けました。
大人っぽいカットと自画自賛カットは?
――確かにそれは各地のお店を巡るのがより楽しくなりますね。続いて、写真集の中で、あるテーマに沿ったカットを挙げていただきたく。まず、一番大人っぽいと思うカットを選ぶなら、どのお写真になりますか?
悩ましいですね……(笑)。(船の上のカットを選んで)お気に入りです。すごい晴天で、真っ白な船だったので、照り返しでほとんど目が開けられなかったのですが……(笑)。1st写真集ではなかった表情とか構図なのかなと思ったので、このカットを選びました。
――次に「これは盛れた!」という自画自賛カットを教えてください。
これも悩ましいなあ(笑)。(麦わら帽子を持ったカットのページを開きながら)すごく好きですね。タイルと壁の色合い、黒のワンピース。画角に収まっている色と構図ですごく盛れてると思います。このシーンのときに撮ったカットが、「NFTデジタル特典付き特装版」特典のミニ写真集の表紙に使われていて。その表紙のカットもかわいいので、ぜひ見ていただきたいです。
写真集のカバーに仕掛けも
――写真を言葉で語る難しい質問にお答えいただき、ありがとうございました! 難しい質問と言えば、一日店長イベントの前に行われた報道陣向けの取材会で、「写真集に点数を付けるなら?」という質問がありました。記事の見出しとしてインパクトがあるので記者としては助かる定番質問ですが、大喜利化しているといいますか……。
大喜利だったんですね(笑)。でも、もう素直に「100点満点中、120点。すっぴんを含めて、今やりたいことを全部叶えてもらいました」と答えました!
――潔いです! いつも気になっていたので、答える側の心理を知ることができて、大変満足です。
私も次からそういった見方で、記事を読もうと思います(笑)。
――ぜひ(笑)! では最後に改めて、写真集の見どころをお願いします!
この度、私の2nd写真集『unveil』が発売されました。今回、この一冊に25歳になった私の大人になった姿がたくさん詰め込まれていて、すっぴんや初の水着にも挑戦しています。そして、お手にとっていただけた方には、ぜひカバーを外してみてほしいです。まさに『unveil(アンベール)』というタイトルのように、ベールをはがしていただくと、ちょっとした仕掛けがあるので、そこにも注目していただけたらうれしいです。
白石聖
1998年8月10日生まれ。神奈川県出身。2016年にデビュー。2019年には“美少女タレントの登竜門”ともいわれる結婚情報誌『ゼクシィ』のCMガールに抜擢される。直近の出演作は、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』、『フェルマーの料理』(TBS系)、『新空港占拠』(日本テレビ系)、『しょせん他人事ですから』(テレビ東京系)など。