アルファノートは9月27日、シニア層を対象にしたキャッシュレス決済利用に関する意識調査の結果を発表した。調査は2024年9月3日~9月5日、全国の60代・70代の男女500名を対象にインターネットで行われた。
普段の買い物「現金払いのみ」は7%
普段の生活での支払い手段を尋ねたところ、「現金払いもあるがキャッシュレス決済が多い」を選択したユーザー割合が44%で最多だった。「ほぼ全てをキャッシュレス決済で支払っている」が18%で、現金よりもキャッシュレス決済を多く利用しているユーザーは全体の約6割にのぼることが分かった。
反対に、「キャッシュレス決済もあるが現金払いが多い」を選択したユーザーは17%に留まり、「現金払いのみ」は7%という結果となった。シニア層も若年層と同じく、キャッシュレス決済を利用しているユーザーの割合の方が多い、ということが分かる。
メインで利用しているのは「クレジットカード決済」が57%
メインで利用しているキャッシュレス決済については、「クレジットカード決済」が57%と半数を超え最多となった。次点が「QRコード決済」で26%、「電子マネー決済」が13%という結果となった。
ジェーシービーの調査レポートによると、クレジットカードの保有率は年齢が上がるほど高くなる傾向にあり、20代男性のクレジットカード保有率が74.2%であるのに対し、60代男性の保有率は94%にのぼる。この保有率の高さと利用率の高さは相関関係にあると推察できる。
キャッシュレス決済を利用する場所「スーパーマーケット」が68%
キャッシュレス決済をよく利用する場所は、「スーパーマーケット」が68%で最多、次点が「ドラッグストア」で40%、「コンビニエンスストア」が31%で続く形となった。
多くのユーザーが、日常的な買い物でキャッシュレス決済を利用している。その他には、「通販やネットでの買い物」の回答があった。