女優の白石聖が9月6日、2nd写真集『unveil』(3,850円、宝島社)を発売した。同作では、25歳の節目を迎えた白石を撮影。沖縄をロケ地に、初の水着やホテルでのすっぴん、部屋着姿など、普段見ることのできないような姿が収められている。今回、東京・書泉ブックタワーで行われた一日店長イベント後に白石をインタビューし、写真集の制作秘話などについて話を聞いた。(前後編の前編)
25歳の節目に2nd写真集『unveil』を発売
――一日店長イベントお疲れさまでした! イベントはいかがでしたか?
これまで、ファンの方と実際にお会いできる機会があまりなく、以前あったイベントもコロナ禍でZoomでの開催だったので、今回こうして直接皆さんとお会いすることができて、私自身、元気をもらえました。写真集を自分でお渡しして、皆さんの手に渡っていくところを見ることができたこともうれしかったです。
――ファンの皆さんとはどんなお話を?
私のことを知ったきっかけを教えてくださったり、私の出演作の感想を伝えてくださったり、限られた時間でしたが、一言一言お話することができました。
――写真集発売が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
一作目から時間も経っていて、今回は25歳という節目。自分の実感としては、中身はあまり変わってないなと思っていたのですが、「大人っぽくなった」という言葉をかけてもらうこともあり、今の自分にしか表現できないものを切り取って写真に収めてもらえるいい機会だなと思いました。お話をいただけて、すごくありがたかったです。
撮影中に自ら提案した水着カットも
――写真集発売が発表されたときのコメントで、白石さんは「私のやりたいことが全て叶った、素敵な一冊ができたと感じています」とお話されていました。その一つが、すっぴん寝起きショットだったとのことですが、ほかにはどんなことが実現できたんですか?
今回、何着か水着を着ているのですが、元々着る予定のなかった水着もあって。(白の水着姿のページを開きながら)最初はもっと洋服っぽいデザインの水着を着る予定だったのですが、前日に海で水着の撮影をして、もうちょっとできたんじゃないかなと思ったんです。
水着でもう一回撮影できるチャンスがあるなら、もう少し肌見せしてみてもいいかなと思って、チームの皆さんに相談し、その意見を汲み取っていただきました。このチームだから開放的になれたんだと思います。
あとは、沖縄ぜんざい(かき氷)を食べているカットも。街を歩きながらシャッターを切ってもらっているときに見つけたお店で撮影したカットなんです。ほかにも、お店の方に協力してもらった写真がたくさんあって。その場で生まれたアイデア、やりたいと思ったことが詰まった写真集になりました。
――事前に考えていたことはもちろん、その瞬間にやりたいことも実現できたという意味だったんですね! ちなみに、この夏は写真集の撮影以外でもかき氷を食べられましたか?
2カ所くらいは行けたはずです。本当はもっと行きたかったんですけど、なんせ酷暑だったので……(笑)。
――まず外出するハードルが高いですよね(笑)。夏は並ぶので、秋からがゴーラー(※かき氷店を巡る愛好家)の本番だという話も聞きます。
分かります! 私もいろんなお店に行くのは秋冬かもしれない。フルーツのかき氷ももちろん大好きなんですけど、かき氷を食べるときは芋とか栗とかスイーツ系を選びがちです。
ボディメイクではヘルシーさを意識
――1st写真集は、高校3年生だった2016年から2020年初夏までの4年間をまとめたものでしたが、今回は撮影時期がスポット的に決まっていたということで、何か撮影に向けて準備などはされましたか?
すっぴんを絶対に撮ってもらいたいと思っていたので、撮影当日まで肌のコンディションを整えていました。あとは、お腹が出る衣装や背中が見える衣装があったので、キレイに見えるように姿勢にも気をつけられたらと、ピラティスをやったりしましたね。
――一日店長イベント前の報道陣向けの取材会で、背中の肩甲骨が浮き出たカットがお気に入りだとお話しされていましたよね。個人的に、黒のオフショル衣装で鎖骨がキレイに浮き出たカットがお気に入りだったので、これもピラティス効果なのかなと思いました。
ありがとうございます(笑)。おっしゃっていただいたカットは、私もすごくお気に入りです。
――写真集を出される方は、丸みをつける派とカリカリに絞る派に分かれる印象があるのですが、白石さんはどちらが理想ですか?
究極の質問ですね……でも、憧れるのは、いいとこ取り(笑)!
――そう来ましたか(笑)!
理想はいいとこ取りなんですけど、今回は「ありのままの自分」というテーマだったので、あまりにも作り込みすぎるのもちょっと違うかなと思っていました。なので、自分の中で健康的に、ヘルシーに見えたらいいなというのを一つの目標としていました。
白石聖
1998年8月10日生まれ。神奈川県出身。2016年にデビュー。2019年には“美少女タレントの登竜門”ともいわれる結婚情報誌『ゼクシィ』のCMガールに抜擢される。直近の出演作は、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』、『フェルマーの料理』(TBS系)、『新空港占拠』(日本テレビ系)、『しょせん他人事ですから』(テレビ東京系)など。