岩本勉、田中将大の復帰登板に思ったこと「マー君であれば…」

元プロ野球選手で野球解説者の岩本勉氏が9月30日、YouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』で公開された動画「ソフトバンク優勝日ハム2位が決定!! CS3位争いはロッテと楽天の一騎打ち『直接対決残り2試合…勝負の鍵は…』田中将大の今季初登板の評価は? オリックス宮城のタイトル獲得はオリ打線次第?【プロ野球】」に出演。楽天・田中将大の復帰登板について語った。

岩本勉氏、田中将大の復帰登板に思ったこと

昨秋に受けた右肘クリーニング手術の影響で出遅れたことにより、9月28日のオリックス戦にて、ようやく今季一軍初登板を迎えた田中。序盤こそピンチを背負いながらも無失点で切り抜ける投球を見せたが、4・5回に失点を重ね、5回6安打4失点という結果に終わった。

そんな田中について、岩本氏は「見てて思うことですけど、もう155キロ連発ってなかなかないですよ」と自身の印象を述べつつ、「でも、ここまで投球術を持っているのであれば、僕が個人的に思ったのは、マー君であれば勇気を持って緩いカーブとか、緩い変化球を使えるんじゃないかと(思う)」と持論を展開。

さらに、「ピッチングフォームの再現性もピカイチですよ。そこから多彩なボールを投げる」と田中の長所を説明したうえで、「それを一層強く見せるには緩い変化球。同じピッチングフォームから投げる緩い変化球というものを持ってるはずなんですよ」と続ける。そして、「それを使うタイミングを改めて得た時に、200勝に向けて勝ち星が重なっていくんじゃないかと思うけどね」と田中にエールを送っていた。