サントリーウエルネスは9月30日、「疲労感に対する実態調査」の結果を発表した。調査は8月30日~9月5日、全国に住む40〜50代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「疲労感を感じている」ミドル世代は8割。うち、8割以上が6ヶ月以上も疲労感が続いているという。
そこで、「疲労感に対して対策を行っていますか?」と質問したところ、約4割が「行なっている(積極的に+たまに)」(41.2%)と回答。疲労感への対策の悩みを聞くと、「休んでも十分に疲労感が取れない」(49.3%)や「朝から疲労感を感じてしまうことが多い」(37.2%)と回答した人が多い結果となった。
今の疲労感とは
疲労感を感じていると回答した人に、感じている疲労感に該当するものをすべて選んでもらったところ、何かをやりたいがモチベーションがわかず時間だけが過ぎていく「低モチベ疲労感」(39.5%)、次から次へと問題や課題があらわれてこなしきれない「終わらない疲労感」(34.5%)、仕事と家庭など時間が限られている中で複数のことを達成しなければならないことによる「逆説疲労感」(30.2%)が上位に。「低モチベ疲労感」を選んだ理由を自由記述で聞いたところ、やるべきことが多く、それに対してモチベーションが湧かないことが疲労感に影響しているよう。
また、「疲労感の原因の一つが細胞のサビ・抗酸化力の低下であることを知っていますか?」と聞いたところ、31.0%が「知っている」「なんとなく知っている」と回答。また、細胞のサビ”への対策方法については、50.8%が「知らない(あまり+まったく)」と回答した。
続いて、疲労感を感じていると回答した人に、「20代・30代の頃の自分よりも、疲労感によってやりたいことを諦めることが増えましたか?」と聞いたところ、69.7%が「とても増えた」「増えた」と回答。
そこで、疲労感を感じていなかったらやりたいことを教えてもらったところ、男性のTOP3は1位「家族と旅行に行きたい」「筋トレをしたい」(同率30.6%)、3位「スポーツをしたい」(27.6%)となったのに対し、女性は1位「家族と旅行に行きたい」(31.4%)、2位「髪のケアなど美容の時間に充てたい」(28.6%)、3位「パートナーや友人と旅行に行きたい」(25.4%)となり、男女で違いが見られる結果となった。