JR東日本は1日、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の開幕半年前を契機に、E5系(1編成)のラッピング新幹線や山手線ADトレインの運行、交通広告媒体を活用したプロモーションを実施すると発表した。

  • 大阪・関西万博ラッピングE5系新幹線の車両イメージ

  • ラッピング新幹線に「ミャクミャク」などデザインしたラッピングが施される

今回の取組みは東日本エリアに向けて、大阪・関西万博の開幕がいよいよ半年前になったことを感じてもらい、開催機運を盛り上げるべく実施されるという。

E5系のラッピング新幹線は10月16日から運行され、おもに東北・北海道新幹線で「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」に使用予定。車体側面の扉付近を中心に、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」などデザインしたラッピングを施し、東北新幹線沿線で大阪・関西万博の開幕に向けた機運醸成を図る。2025年10月上旬頃まで運行を予定している。

  • 山手線ADトレインの車両イメージ

2025年日本国際博覧会協会による大阪・関西万博の山手線ADトレイン(広告貸切電車)も運行。車体側面の扉付近に「ミャクミャク」や会場のイメージ画像などデザインしている。山手線ADトレインの運行期間は10月16~31日の予定。首都圏のおもな駅の駅貼りポスター、デジタルサイネージ、トレインチャンネル、「駅たびコンシェルジュ」でのポスター・パンフレット掲出など、交通広告媒体を用いた大阪・関西万博のプロモーションを10月8日から順次展開する。