河出書房新社は、日本の鉄道における未来の姿を紹介する書籍『鉄道未来年表 5年後・10年後・20年後』(四六判224ページ。1,694円)を9月25日に発売した。

  • 『鉄道未来年表 5年後・10年後・20年後』表紙

『鉄道未来年表 5年後・10年後・20年後』は、国土交通省と地方自治体、鉄道事業者らが公表している日本の鉄道の未来に関する情報を収集し、具体的な中身とスケジュールを大胆にまとめた書籍に。鉄道新線や延伸から新型車両、新サービスまで縦横に紹介しつつ、新線は実現可能性の高いものを中心に、利用者の関心が高い未来の鉄道の姿を示す。

現代の鉄道は、ハードもソフトも巨大なシステムであるため、将来・未来の構想のほとんどが先々まで具体的に計画されている。旅行総合研究所タビリス代表で「鉄道計画データベース」を運営する著者・鎌倉淳氏がそれらの計画を深く掘り下げ、「日本の鉄道の未来」を鮮明に描き出す。

「いつ、どんな新車両がどこに登場するか」「いつ、どこに新線が開業するか」「改札が無くなり、いつから顔認証になるか」「新幹線は最終的に列島をどう網羅するか」など、鉄道好きにとって興味・関心の尽きないテーマが数多く取り上げられている。

  • 2025年以降の鉄道の姿を表した「未来年表」

  • 東京圏の鉄道の未来を解説するページ

  • 新幹線と並行在来線の未来を解説するページ

1章は人口減少時代の鉄道の未来について、2章・3章は東京圏と大阪圏の鉄道の未来について考察。4章は新幹線と並行在来線の未来、5章は地方鉄道の未来を描く。最終章の6章は車両ときっぷの未来を解説する。