商業BLポータルサイト及びBL企業向けにマーケティング支援を行う「ちるちる」にて、2024年10月にWEB上で「第6回BLソムリエ検定筆記試験」が実施される。

  • 「ちるちるフェスティバル2022」では、BLソムリエが来場者の要望に合ったBLをその場で提案

2024年はBL作品の実写ドラマ化が相次ぎ、BLというコンテンツが日常に浸透しつつある。ひとえにBLと言っても、その作品傾向・設定は多種多様でキャラクター属性や世界観、ストーリー展開次第で、全く異なる作品に。ファン自身の好みも細分化され、自分の好みに合う理想的な作品に出会えないことも珍しくないという。そこで、BLファンのニーズに応えるべく、「BLソムリエ」という資格が誕生。過去5回の受検者数は約1600人、うち合格者は計29人。合格率は平均1.7%と、超難関資格で知られる気象予報士よりも低い合格率となった。

BLソムリエは「BLソムリエ検定」合格者に与えられる「ちるちる」認定の資格で、幅広いBL知識に加え、相手の好みに合ったBLをおすすめできるという技能を持つBLのプロフェッショナルのこと。

今年で6回目となる「BLソムリエ検定」は"BL知識の広さと深さ"を同時にはかるもので、古の名作から最新のBL作品まで、幅広くBL作品やBL一般常識を問う。出題される作品は人気作品、毎年実施されているBL作品総選挙「BLアワード」ノミネート作品など一定の知名度を持っている作品を中心に選定されている。対象作品はコミックス、小説、BLCD、映像作品。合格率約1.7%の難関試験を突破すると、深い知識とおすすめ技能を持っていることの証明となり、BLソムリエの資格が付与。

昨年に引き続き、現役書店員インフルエンサー・書店員はなさんの同検定参加が決定。昨年は惜しくも合格を逃したが、現役書店員ならではの知識量を武器に、難関試験へ挑む。書店員はなさんは「現役書店員のプライドをかけて、東大入試より難しい試験を突破して見せます! 」とコメントしている。

BL作品を読んで満足するだけでなく、いつもと異なる角度からBLと向き合い、新しい発見や出会いにも繋がる同企画。筆記試験は誰でも無料で受けることができるため、腕試しとして気軽に参加することができる。

「第6回BLソムリエ検定」は筆記試験(マーク形式の出題)と実技試験がある。筆記試験合格者による実技試験では、モニターユーザーの好みに合致する作品をおすすめ(コミック限定)し、モニターユーザーが実際におすすめされた作品を読み、その満足度をもとに点数化される。筆記と実技ともに基準を満たした人にのみ「BLソムリエ」の資格を付与。実技試験のためのモニターは後日募集予定となっている。また、過去問題が公式サイトに掲載されている。

筆記試験は10月6日21:00~21:30、実技試験は10月26日~10月27日に実施される。実技試験は筆記試験合格者で実技試験の受験を希望する人のみが対象。実技試験未受験の場合、BLソムリエの資格は与えられない。

筆記試験は誰でも受験可能で、実技試験は事前に「ちるちる」会員登録が必要(登録は無料)になる。また、本年度の筆記試験免除の対象者には、近日中に個別の案内メールが送付され、本年度の実技試験で基準点をクリアするとBLソムリエの資格が与えられる。

2015年以降に発売された人気作、歴代BLアワードのノミネート作および受賞作、SNSで話題のトレンドBL、古(いにしえ) の名作に関する問題が出題範囲となる。対象作品はコミック、小説、CD、映像作品。

筆記試験の制限時間は30分で配点は100点。筆記試験の合格者発表は10月中旬で、筆記試験の約1週間後を予定している。ちるちる会員登録者で合格した人にメールが送られる。合格者は実技試験を受験することができる。

BLソムリエ資格者の発表は11月中旬~下旬を予定。実技試験まで合格した方は1万円ギフト券贈呈ほか、今後の連動企画でも活動することができる。また、BLアワードの投票に関して何らかの優遇措置が付与される。詳細は後日連絡・発表。