新しい地図と日本財団が共同で運営する「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の「令和6年能登半島地震支援プロジェクト」に関して、新たな支援先およびプロジェクト期間の延長が決定した。

  • 新しい地図の草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾(左から)

今回、被災した地域の復興支援の第3弾として、2団体2事業へ合計259万8896円の支援を決定。新たな第3弾の支援においては、被災地域の復旧・復興に向けて、特に影響の大きかった奥能登地域を中心に、避難所・仮設住宅で生活を送る人たちなど、よりサポートを必要とする層への支援を目的とした専門組織への資金提供を実施し、地域に寄り添った支援を行っていく。

今回支援先に決定した2団体は、以下の理由から選定された。

■ラストワンマイル災害支援団体:瓦礫の運搬、物資の運搬、仮設住宅にいる被災者のサポート等、被災者の生活そのものを支える支援を含むため選定。

■災害支援 ゴンべえ:被災家屋の復旧や被災者の引っ越し等、被災者の生活そのものを支える支援を含むため選定。

また、現地の人たちの多くは未だ仮設住宅や避難所での生活を余儀なくされており、復興に向けてはまだまだ継続的な支援が必要な状況のため、9月30日に終了予定だったプロジェクト期間を12月31日まで延長することが決定。これによって寄付金の受け入れ期間も同日時まで延長される。

能登半島を襲った豪雨を受け、「能登半島への記録的豪雨により被害に遭われた皆さま、そのご家族、ご友人、関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。能登半島地震の復興を目指しているさなかにあって、大変辛い思いをされていることと思います。今回被害に遭われた皆さまのためにも、LOVE POCKET FUNDを通じて私たちは支援を続けてまいります。皆さんのことを想い、寄り添っています」とコメントも発表した。

【編集部MEMO】
「LOVE POCKET FUND」は、「“あなたのため”が“自分のため”になる」の言葉を胸に、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」をコンセプトに2020年4月27日、新しい地図と日本財団により開始された。新型コロナウイルスの感染拡大の中、コロナ対策に取り組むことを決意、第1弾プロジェクトとして「新型コロナプロジェクト」が開始し、2022年3月31日をもって、同プロジェクトについての寄付受付のみ終了。その後も寄付の受付を継続し、ウクライナ避難民支援、各災害被災地への支援などを行うなど寄付を実施している。