日本テレビ系ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(10月6日スタート、毎週日曜22:30~)の制作発表会見が22日、都内のスタジオで行われ、堀田真由、仁村紗和、畑芽育、長濱ねる、一ノ瀬颯、渡辺大知、深田竜生が出席。一ノ瀬が、四姉妹にイジられていることが明かされた。
話の帰着点が見つからない…
アメリカの作家、ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー『若草物語』を原案に、舞台を大胆に現代の日本に置き換えて描かれる同ドラマ。ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を、堀田真由(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。
一ノ瀬が演じる行城律は、次女・涼の20年来の幼なじみ。「自分の気持ちにすごく素直に、でもがむしゃらに生きている涼と、それを優しく受け止める律という関係性なんですけど、その2人の違いだったり、逆に仲がいいっていうことに、皆さんにこの2人の関係性がすごく素敵なものなんだなと思ってもらえるように演じられたらいいなと思っております。また、律は幼い頃から涼にずっと片思いをしているので、彼の恋路の帰着点にもぜひ注目していただきたいなと思います。もちろん、サブタイトルに“恋する姉妹と恋せぬ私”とあるように、それぞれの相手がいるので、それぞれの関係性……」と長尺で説明していると、四姉妹役ら共演者たちがザワつきだす。
「なんで笑ってるのかな?」と確認すると、四姉妹から「めっちゃ真面目(笑)」と指摘され、「僕真面目なんです」と強調する一ノ瀬。仕切り直すも、「それぞれの恋が四者四様で、いや八者八様? あれ?」と混乱しだし、「恋の帰着点どころか、僕の話の帰着点が見つからなくなってしまったんですけど、とりあえず楽しんでいただけたらと思います。頑張ります」と最初の挨拶を乗り切った。
ムキになると子どものようになる
その後、撮影現場の四姉妹役の雰囲気を聞かれた一ノ瀬は「傍から見てても本当に姉妹みたいな感じでいらっしゃって、本当に楽しそうで、ちょっとうらやましくもあります。皆さんすごくよくしてくださって」と紹介。すると、四姉妹からは「めちゃくちゃ会話に入ってくる」と明かされた。
これを受け、一ノ瀬が「頑張って入ろうとしてます。1対1で話させてもらう時は普通にしゃべれてると思ったんですけど、みんながそろうと、芽育ちゃんがイジってくれて」と関係性を語ると、畑は「一ノ瀬さんは本当に独特で、姉妹の中でツボにハマってる人」と解説。仁村が「イジると怒るんですよ(笑)」と言ったそばから、「怒ってないですよ!」と反論し、仁村に「こうやって(笑)、ムキになると子どものようになる」と冷静に指摘された。
さらに、「話の内容が“いきなりその話する?”っていうことを言ってくる」(仁村)、「突拍子もないんです」(畑)とも報告されながら、「すごく現場を盛り上げてくださってます」と仁村から感謝され、一ノ瀬は「ありがとうございます」とご満悦の様子だ。
高校時代の回想シーンでは、26歳で制服を着たという堀田と長濱。27歳の一ノ瀬もそのシーンを撮影したそうで、「心はまだまだ行けるかなという感じですね」と前向きに捉えていた。