カンテレ・フジテレビ系ドラマ『スノードロップの初恋』(10月1日スタート、毎週火曜23:00~)の制作発表が23日、都内で行われ、宮世琉弥、小野花梨、曽田陵介、岩瀬洋志、杉本哲太が出席した。
小野花梨「多種多様な変なイケメンに囲まれてフワフワ」
連ドラ初主演で死神という難しい役を演じる宮世。「僕が演じる片岡朔也は、死神なので五感も感情もあまりないという設定です。人としゃべる時に感情が絶対出ますが、朔也はあまりないというのが難しいところです。感情を持たないって楽なのかと思っていましたが、いざ撮影になると感情を持たないことがすごく難しいと気づきました」と戸惑いを感じたようで、「今は徐々に朔也も人間と同じ生活を送っていて、人間の感情を覚え始めていますが、第1話やクランクインの時は難しかったですね」と正直な胸の内を。
そんな宮世の相手役で初共演の小野が「宮世さん本人の持つハートフルでキュートな感じが、朔也を通してにじみ出ていて、私はそれがとても印象的です。目の奥がとても温かったり寂しそうだったり、そういうことを感じながら朔也に惹かれていく奈雪にすごく共感を覚えます」と宮世の魅力を挙げると、宮世は「そんなこと思っていてくださったんですね。こういう場でしか会話しないので、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。
また、宮世をはじめとするイケメン俳優に囲まれた小野は「パッと見、それぞれのタイプのイケメンなんですが、すごく変なイケメンです。多種多様な変なイケメンに囲まれてフワフワしますが、おかげで緊張感があまりなくてすごく感謝しています」と打ち解けるのも早かったとか。続けて宮世、曽田、岩瀬の“変な”ポイントにも言及し、「洋志くんは空気が読めない。曽田さんは会話にあまり乗ってこない人。宮世さんは本当に20歳とは思えないぐらいしっかりしていて完璧な佇まいなんですが、なんか変(笑)」と共演して感じた3人の印象を紹介した。
宮世琉弥「一番当たり障りない回答はアウト?」
死神と人間が恋に落ちるファンタジーを描いた同ドラマ。それにちなみ、「恋に落ちてみたい理想の相手は?」という質問に、宮世は「僕はペットを飼っているんですが、メスの犬や猫としゃべれたらどうなんだろう? と気になっています。犬や猫の気持ちがわかる境地に行きたいですね。ペットと恋をしたいです。一番当たり障りない回答だと思いましたがアウト?」と笑いを誘う場面も。
一方の小野は「私や恐竜ですね。恐竜ってすごく強いじゃないですか。私、強い人が好きなので。でも絶滅されたということでその強さと儚さを兼ね備えている恐竜の魂と向き合いたいと思います」と回答。
また、曽田が「アニメに出てくるキャラクターの女の子がすごいドSっぽいけどデレっとして良いなぁ~と思いながら見ていました。Mじゃないんですけど、そういう目で見られたいですね。鋭い目で」と答えれば、岩瀬も「僕もそれありだと思います。ドSの方がすごく好きで、Mじゃないんですけど僕も鋭い目で見られたいですね」と曽田に同意するなど、意外な一面を見せていた。
同ドラマは、人間界に降り立った死神・片岡朔也が、幼くして父親を亡くし、唯一の肉親である弟を育てるために自分の人生を捧げてきた望月奈雪と出会い、お互いが次第に惹かれあっていくオリジナル脚本のラブストーリー。
宮世が主人公の朔也を演じ、ヒロインの奈雪には宮世と初共演の小野が扮する。また、奈雪が勤めるファミリーレストランチェーン社長の息子で次期社長の伊勢和真を曽田、奈雪の弟で美大生の望月陸を岩瀬。和真の父・伊勢政和を杉本が演じる。