広島・床田寛樹 (C)Kyodo News

◆ 燕キラーの床田だったが…

 広島は19日、ヤクルトとの試合(神宮)に1-5で敗戦し、これで3連敗となった。

 先発・床田寛樹は5回5失点で降板。打線は初回に小園海斗の適時打で先制するも、その後再三の好機を生かすことが出来ず。9月はここまで3勝13敗と苦しい状況が続いている。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、今季ヤクルト戦で良いピッチングが続いていた床田のこの日の投球が話題に。

 解説として出演していた江本孟紀氏は「ずっと中心のピッチャーとしてここまで来ているので、最後期待したんですけどね。ここでもう一度歯止めをきかせれるのは床田だろうということでしたけど、ちょっと身体のキレが見た感じよくないかなと。もう一つ言うとちょっとふっくらしすぎかなというところですね」とコメントした。

 同じく解説で出演していた谷沢健一氏は「体調の変化がここにきてよくない方向に来ている。元々外へのチェンジアップ、フォークを含めてこれが生命線だから。その変化球を投げ切れなかった。インサイドに投げないと、そのチェンジアップが活きないというね。それに固執しすぎたような感じがする」と話し、

 続けて「もっと徹底してチェンジアップ投げるんだったら外しながら、またストライクゾーンに入れながらというのが床田の良さ。(その技術を)持ってる選手だからね…」と言及した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』