フジテレビ系ドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』(毎週木曜22:00~)に出演する松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンがこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、19日に放送される。

  • 滝沢カレン

地理ギークの交通課員・基山伊織を演じた滝沢は、小鳥遊署の廊下のシーンでクランクアップ。「ただいまのシーンをもちまして、基山伊織役、滝沢カレンさんオールアップです!」の声が上がると、スタッフ一同から大きな拍手があがった。

滝沢は「この撮影は、私にとって旅行と思えるくらい本当に楽しい毎日だったので、もう明日からどうやって生きていけばいいかわからないです…」と、涙ながらにあいさつ。放送が始まる前から「クランクアップの日のことを思うとさみしくなってしまう」と語っていたが、いざその日を迎えると、やはりその思いが抑えきれなかったようだ。滝沢は最後に「また、皆さんと会えるように頑張りたいです。幸せな4か月でした」と語って、大きな愛を持って臨んだ『ギークス』の現場を卒業した。

  • 田中みな実

心理分析のプロ・吉良ます美を演じた田中は、ボーリング場のシーンでクランクアップ。スタッフからクランクアップの声を受けた田中は「すごく楽しかったので、寂しいです…。撮影期間がこんなに早く終わってしまう感覚がする現場は初めてです」と、あっという間の撮影期間を振り返った。さらに、撮影現場の温かな空気感も印象深かったそうで、「無理なくコミュニケーションを取れる共演者の皆さんやスタッフさんが集まっていて、温かい現場でした。本当に楽しかったです」と、スタッフ一同にも感謝を伝えた。

田中が最後に、「(まだ撮影が残っている)カレンちゃんをよろしくお願いします!」と挨拶すると、クランクアップを見届けたスタッフからも大きな笑い声が。そんな田中らしい明るい言葉を残して、最後の撮影を終えた。

  • 松岡茉優

そして、主人公・西条唯を演じた松岡は、とある小鳥遊署前のシーンでクランクアップ。日が落ちて辺りが暗くなる中、入念にリハーサルをしてから撮影に臨み、西条として演じる最後のシーンを終えた。スタッフから「このシーンをもちまして、主演・西条唯役、松岡茉優さんオールアップです!」の声が上がると、現場は大きな拍手に包まれた。

松岡は「3月中旬から、私を支えてくださって、押し上げてくださって、本当にありがとうございました。この現場の一番好きなところは、会社で言うところの上司部下にあたる人たちが、その垣根を越えてフラットに接しているところでした。各部が各部に敬意を持っているから、学校のような青春感が保たれていたのかなと思います。そこがこの現場の大好きだったところです」と、スタッフに対する愛を語った。

そして、松岡のクランクアップを迎えようと、現場には田中と滝沢もかけつけ、ギークスがそろい踏み。SNSやバラエティ番組などでも、その仲の良さが話題になっていたギークトリオだが、撮影を通してその絆はさらに深まったようで、最後の最後まで別れの時を惜しんでいた。松岡は最後に「皆さんとお別れするのはすごく寂しいのですが、これがお別れではないので、また会えたら本当にうれしいです。支えてくださって本当にありがとうございました!」と締めくくり、フジテレビドラマ初主演となった本作の現場を卒業した。

コメント全文は、以下の通り。

■松岡茉優

「3月中旬から、私を支えてくださって、押し上げてくださって、本当にありがとうございました。この現場の一番好きなところは、会社で言うところの上司部下にあたる人たちが、その垣根を越えてフラットに接しているところでした。各部が各部に敬意を持っているから、学校のような青春感が保たれていたのかなと思います。そこがこの現場の大好きだったところです。私も、また皆さんに笑顔で会えるように精進いたします。皆さんとお別れするのはすごく寂しいのですが、これがお別れではないので、また会えたら本当にうれしいです。支えてくださって本当にありがとうございました!」

■田中みな実

「すごく楽しかったので、寂しいです…。撮影期間がこんなに早く終わってしまう感覚がする現場は初めてで、最初に森安プロデューサーが言っていたように、“コミュニケーションを取っていきましょう、声がけしていきましょう”、それを無理なくできる共演者の皆さんやスタッフさんが集まっていて、温かい現場でした。本当に楽しかったです。ありがとうございました!」

■滝沢カレン

「撮影が始まって1週間くらいしてから、ずっとクランクアップの時が来ることを考えていて…。もう終わっちゃうんだ、いつか終わりがあるんだって思っていました。この撮影は、私にとって旅行のようなものでした。全員で旅行して、一人ずつ家に帰っていって、そしてついに自分が帰る日が来ました。そんな旅行と思えるくらい本当に毎日が楽しかったですし、もう明日からどうやって生きていけばいいかわからないです…。4ヶ月間、仲間でいてくれて本当にありがとうございました。また、皆さんと会えるように頑張りたいですし、本当に皆さんの健康と幸せを祈っています。幸せな4ヶ月でした、ありがとうございました」

【編集部MEMO】
滝沢カレンは、同ドラマの制作発表でも、サンボマスターの主題歌への思いを聞いて「本当にいい歌なので、それを伝えたいです」と涙していた。

(C)フジテレビ