広島・森下暢仁 (C) Kyodo News

 広島がDeNAに大敗。昨日の勢いを形にできず、再び4位・DeNAに1ゲーム差に迫られた。

 広島先発の森下暢仁は初回、牧秀悟のソロで先制されるも、その裏にDeNAの先発の東克樹から坂倉将吾がソロを放ちすぐさま同点とする。しかし森下は2回には5安打を集められ、一挙5失点と乱調。その後も広島投手陣がDeNA打線を抑え込めず、被安打18、11失点で完敗してしまった。

 この日で自身4連敗となった森下暢仁に対し、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した斎藤雅樹氏は「もう当然、身体も随分へばってきてるでしょうから。かと言ってリフレッシュっていう時間ももうあげられないと思うんですよね。ここはもう最後、気力を振り絞って、もうちょっとですからなんとか頑張ってほしいですね」とここが踏ん張りどころと指摘。さらに「やっぱり最近見ていると、どうしても球が高いようなイメージがあるんですよね。ですから、もうちょっと低めを意識するなりしていくしかないのかなと思いますけどね」と制球面に注文をつけた。

 今季はここまで10勝8敗ながら、9月は3試合登板で0勝3敗、防御率9.20と打ち込まれている森下。ローテーションの柱の一角だけに、この状況は新井カープに重くのしかかっている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』