ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征主演するショートドラマ『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』(縦型課金ショートドラマアプリ・UniReelで11月配信)の生徒役として、菊池日菜子、田鍋梨々花、山中柔太朗(M!LK)、星乃夢奈、志田こはくが出演することが発表された。
学園内で行われる「デスゲーム」を描く同ドラマ。担任教師・丸山武(八木)が卒業式の前日、音楽室にクラス全員を集め「これから、みなさんに殺し合いをしてもらう。生き残った人間だけが卒業できる。まあ、そんなところだ」と言い放ち、学園内でデスゲームが始まる。
菊池は、キーパーソンの一人である生徒の星野くるみ。田鍋は、カースト最上位に位置する「1軍女子」の中の1人・佐藤里奈。山中は、「1軍男子」の宮城陸。星乃は、菊池・田鍋と同じく「1軍女子」の中村美紀。志田は、女子の仲良し3人組の1人・鈴木優衣を演じる。
コメントは、以下の通り。
■菊池日菜子
――「デスゲーム」を描く作品ですが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
私の実生活の中にない経験なので、台本を読んでいる間ずっと“脳みその熱い感覚”が続いていました。死というものが身近にある場所で生きることに貪欲になる姿や“生きることへの本当の姿”というものがきっと映し出されるのではないかなと感じています。カメラの前に立ったときに自分がどう感じてどう生きられるかということがまだ見えていない分、すごく楽しみです。本当の意味で「生きることへの貪欲さを表現できるか」ということを常に自分に問いかけ、模索しながら作っていけたらなと思います。
――「デスゲーム」に巻き込まれる生徒役ですが、作品への意気込みをお願いします。
私が演じるくるみは複雑性のある役どころです。でも、共感できないかと言われたらそんなこともありません。現在のような人格を形成せざるを得なかった過去があり、その結果として色々な出来事が起こってくるのですが、くるみの一つ一つの言動や行動に対して常に背景があることを忘れないでやっていきたいなと思っています。
――「縦型」で撮る本格ドラマですが、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
普通なら起こりえない大胆なシチュエーションを作り出すこの作品を観て、みなさんがどう自分の日常に落とし込んでくださるのかということがすごく楽しみです。もちろん日常に影響しなくても、作品からどんなことを感じてくださるのかなとすごく楽しみです。スマホで観れる縦型ドラマなので手軽に観ることができると思いますが、「流し見」みたいな感じで手軽に観てほしくはないなと思うのが正直な気持ちです。1人でいるときに観ることができるのもスマホの利点だと思いますので、周りに誰かがいる環境というよりは1人で集中できるときに観ていただけたらなと思います。
■田鍋梨々花
――「デスゲーム」を描く作品ですが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
タイトルを聞いてどのような物語なのだろうと思い、早く台本を読んでみたいなと思いました。
――「デスゲーム」に巻き込まれる生徒役ですが、作品への意気込みをお願いします。
緊迫したシーンもすごく多い作品になっています。先生や「デスゲーム」に巻き込まれる生徒達と一緒に頑張りたいなと思います。サイコパスな作品にも実は興味があるので、どのような仕上がりになるのかとても楽しみです。
――「縦型」で撮る本格ドラマですが、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
縦型ドラマに出演させていただくのは初めてです。内容は「デスゲーム」なのですが、スマホで観るショートドラマという点では手軽に観ることができると思いますので、ぜひ、観ていただきたいです。
■山中柔太朗
――「デスゲーム」を描く作品ですが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
このような作品にずっと出演したいと思っていたので、決まったときはすごく嬉しかったです。すぐに台本が欲しいと思いました。
――「デスゲーム」に巻き込まれる生徒役ですが、作品への意気込みをお願いします。
宮城陸はクラスの中心人物的なところがあって、宮城陸の在り方次第でクラスの雰囲気が変わってくるところがあると思います。監督といっぱい話し合って、役を突き詰めていき、宮城陸として生きられるように頑張りたいと思います。お芝居と言う言葉では片づけられないくらい感情をむき出しにしてしっかりとやっていきたいと思っています。
――「縦型」で撮る本格ドラマですが、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
共演者の皆さんもスタッフの方々も本当に素敵な方が揃って、すごくいいチームでみんながこの作品を本気で作ろうと思っています。僕も精一杯頑張りますので、何回も観てくれたら嬉しいです。
■星乃夢奈
――「デスゲーム」を描く作品ですが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
最近はキラキラしている作品だったり、ドロドロしていたとしても不倫や浮気を扱った作品が多い中で、ここまで生々しくどす黒い作品は珍しいなと思います。地上波だともしかしたら難しい作品で縦型ドラマだからこそできる内容かもしれないと思います。役者としても楽しみですし、視聴者の皆様にも新鮮な気持ちを届けられるのではないかなと思っています。
――「デスゲーム」に巻き込まれる生徒役ですが、作品への意気込みをお願いします。
私は「1軍グループ」のメンバーの1人で、クラスでは真面目というよりは明るくてキャピキャピしている役柄です。「デスゲーム」が始まってからも自分の立ち位置をすごく守ろうとします。見た目はかわいらしいのですが、「自分の命を守るためだったら人間はここまで豹変するのか」というところを表現しきれるように頑張ります。
――「縦型」で撮る本格ドラマですが、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」というタイトルだけ見ても興味をひかれると思います。予告編などを見たらなおさら興味が湧くと思います。最初から最後までずっと展開しっぱなしで面白いですし、きっと刺さる言葉がたくさんあると思います。ぜひ、いろんな方に届いてほしいなと思います。
■志田こはく
――「デスゲーム」を描く作品ですが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
私自身、命に関わる作品だったり、アクション系の作品が大好きです。こういう作品は初めてなのですごく楽しみだなと思いました。
――「デスゲーム」に巻き込まれる生徒役ですが、作品への意気込みをお願いします。
監督や演者さんたちと話をしたのですが、みなさんものすごい熱量を持っています。私もみなさんに負けないくらいの熱量でいい作品を作れたらなと思います。
――「縦型」で撮る本格ドラマですが、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
縦型ドラマでインパクトのある面白い作品になっています。1話、1話、楽しんでいただけたらなと思います。
■松永洋一監督
今回の企画をプロデューサーの鈴木さんに初めて聞いた時、この作品をただの残酷作品にしてはいけないと言う大きなミッションで不安しかなかった。
この企画は「コンプライアンス」や「ハラスメント」と言う使い方一つで正義の武器にも最悪の武器にもなり得る曖昧な社会秩序の中で、周りの目を気にして生き辛さを感じ、社会を憂いている主人公が残酷な授業の中で愛を諭すのを魅せていく物語。中々の難題であった。しかし、八木勇征さん演じる丸山の愛は非常に大きく、鬼神の如く怒る姿の中に常に愛が見えている彼の演技によりその不安は解消された。彼は残酷に授業の最中でも常に生徒たちを愛していた。とても素晴らしかった。
そして生徒たちも“漫然と気ままに生きていた姿”から、丸山の行動により見えてく“生きる!”という魂の叫びへの姿もまた「生きる意味」の本質を見せつけてくれたと感じた。
彼らの芝居に嘘はなかった。全員がヒトを愛し、生きようともがいてくれた。それは本作品を観る全員を刺激してくれると確信している。
【編集部MEMO】
主演の八木勇征は「教師役初挑戦なのですが、特殊な役どころです。でも、丸山自身のバックボーンなどのプロットをもらったときに、“ただ復讐するためだけ”ではなく、伝わってくる部分といいますか自分が感じる部分があったので、“ただ復讐しているだけの教師”にならないようにしたいなと思っています。映像作品としては、見ていただいた方々に本当に怖いと思ってもらい、その人自身が置かれている現在の状況なども顧みてその人の人生に影響を与えられるような作品になればいいなと思っています」と意気込みをコメントしている。
(C)「日本オリジナルショートドラマ」製作委員会