映画『夏目アラタの結婚』(公開中)の公開初日舞台挨拶が、6日に都内で行われ、柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督が登場した。

  • 映画『夏目アラタの結婚』

同作は、乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された同名コミックの実写化作。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。

中川大志、丸山礼からのまさかの告白にタジタジ

今回の舞台挨拶では、柳楽らキャスト陣が客席中央の通路から花束を持ちながら登場。客席後方と前方に向けて花束を投げ込むブーケトスが行われた。大きな歓声に包まれながら登場した中川は、声援に応えながら花束を投げ込み、集まったファンを喜ばせていた。

冒頭の挨拶で「ブーケ飛んできた方、大丈夫でしたか? 痛くなかったですか?」と優しく語り掛けた中川。初日を迎えた心境についても「『夏目アラタの結婚』を本日から皆さまにお届けできるということで、いわば結婚式のような気持ちで華やかな気持ちでございます」と語った。MCからブーケトスについて「前方と後方(へのブーケトス)で変えた部分はありますか?」と無茶振り気味に質問されると、「え~とそうですね、風の抵抗を考慮してということですね……」とすかさず返し、笑いを誘っていた。

また、先日行われたジャパンプレミアで中川にエスコートされた丸山が「手を引いてエスコートしていただいて、本当に嬉しくて……その写真を拡大してパソコンの壁紙にしています」と告白。すると、中川は「ありがとうございます……」とタジタジに。映画初出演となった丸山について「一緒のシーンが多くて、映画の神様が降りてくると言ったら大げさかもしれないんですが、ぞわっとする瞬間、二度と起きないだろうなという瞬間があって、そこに立ち合えた。すごく素敵でした」と絶賛した。