元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が3日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。ネットに書かれた“悪口”への向き合い方を語った。

ネットの声で「接客が怖くなった」

藤本美貴

この日の“人生相談”では、接客業をしている20代女性のお悩みを紹介。「自分のことと思われる悪い口コミを書かれてしまった」という相談者は、「入社以来、毎日笑顔で接客していたが、その口コミを見てショックを受けてしまい、家に帰ると泣いてしまう」と吐露。それ以降、接客が怖くなってしまい、転職も考えているそうで、「口コミを気にしないようにしているが、ふとしたときにどうしても思い出してしまい、自然と涙があふれる。メンタルが弱い私にアドバイスはありますか」と相談を寄せた。

藤本は、「もしかしたら、自分のことではないかもしれないよね。こんな店員さんいるんだ~って思っておけばいいんじゃないの? 私じゃないよな~みたいな」と返しつつ、「明らかに私じゃん! って思っても、私はこんなところに悪口を書き込むような人間じゃなくてよかったって思うかな」と回答。芸能人という職業柄、ネットに悪口を書かれることもあるが、「表に出る仕事だから。私は最初から、100人いたら100人が私を好きなわけないと思ってるから。ひねくれっ子だから、結構平気だったかも」とあっけらかんと語った。

続けて、「よく考えたら、変なコメントをわざわざコメント欄に書き込むような人のために、自分の人生をダメなほうに行ったり、好きな仕事を転職しなきゃいけないっていう。人生を考えたら、そんな無駄なことはない」とキッパリ話した藤本。相談者に向け、「毎日毎日のことで考えないで、人生単位で大きく考えて」と諭し、「こんな一人のために思ってらんないなって思ったほうがいい。その時間もその精神ももったいなくないですか?そんなことよりも、自分のやりたいこととか、出かけたい場所のことを考えたほうがいい」と自身の考えを伝えた。

また、藤本は、「どの人が書いてるんだろう? って。見つけてやろう! って気持ちで接客する」ことを勧め、「見つけたら、すっごい優しくしてやろうって思ったらいいんじゃない? 次は、“すっごい優しかった”っていう書き込みをさせてやろうって」と含み笑い。「お店に対して迷惑かかってないんだから。そのお客さん一人がそう思っただけで。だから、笑顔で犯人見つけましょ!」と励まし、「だいたいは悩んでてもしょうがないことで悩んでるな~と思うので。見方を変えて考えてみるといい。ぜひぜひみなさん、前にのみ進んでください」とエールを送っていた。

視聴者からは、「ほんとに共感しかない!!」「見つけてやろうはウケる(笑)」「マジで心にミキティを飼いたい」「ほんとミキティの考え方すてき!!」「元気をもらいました」など、称賛する声が多数寄せられている。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。