TBSは5日、東京・赤坂の同局で10月期番組改編説明会を開催し、10月から水曜20時に『巷のウワサ大検証! それって実際どうなの会』をレギュラー番組として放送することを発表した。

東京・赤坂のTBS社屋

『巷のウワサ大検証! それって実際どうなの会』は、生瀬勝久がMCを務め、世の中に溢れる「ウマイ話」や「長年の疑問」が“実際どうなのかい!?”と時間と手間を惜しまず検証するバラエティ。これまで特番として4回放送し、このたびレギュラー化が決定した。

同番組は今春まで日本テレビ系列で放送されていた『それって!? 実際どうなの課』(中京テレビ制作)と、コンセプト、企画、演出、出演者、セットなどが酷似しており、特番が放送されると、「チャンネルが違う」「これってアリなの?」「復活うれしい」などさまざまな声が上がった。

TBSで新番組としてスタートすることになった経緯について、コンテンツ戦略部長の三島圭太氏は「中京テレビさんとコミュニケーションをとらせていただきましたが、詳細はお答えを差し控えるということになっているので、詳細はお答えしかねる」とするも、「シンプルに魅力あるコンテンツを編成し、放送するというのが我々の責務ですので、それを追求したということに尽きると思います」と説明。

企画プロデュース室長の畠山渉氏は「制作会社の極東電視台さんが作り上げてきたノウハウを生かしつつ、新たなチャレンジを加えてバージョンアップ。視聴者の皆様の期待に応えられるコンテンツになると思っております」と自信をのぞかせた。

また、同番組の編成担当 野村和矢氏は「極東電視台さんチームが制作した人気コンテンツをベースに、視聴者の皆様のご要望に応えて、新企画、新番組としてゴールデン仕様にブラッシュアップして挑んでいきたい」と意気込み。「特番として6月から計4回放送させていただきましたが、どのオンエアでも幅広い層に支持されていて、レギュラーとしてもとても大きく期待の持てる結果が出ました。結果の読めないものでも馬鹿真面目に取り組んで、どんな結果になろうともありのままをお届けしようという姿勢を視聴者の皆様にかわいがっていただけたら」と語った。

なお水曜日は、2017年4月から放送されているクイズ番組『東大王』(毎週水曜19:00~)のレギュラー放送終了が決定。10月からはこれまで水曜20時に編成されていた『世界くらべてみたら』を19時から放送する。