ライブ本番前には、『お台場冒険王』会場内の「Weverse」体験ブースを訪問。「Weverse」は、HYBE発の推し活ワンストップアプリで、Imazuは今年3月に自身のコミュニティを、7月にはファンクラブを開設した。

まず、Weverse by Fansの疑似体験コーナーでは、タッチパネル操作でオリジナルデザインのトートバッグを製作。自身がお台場冒険王のために書き上げたイラストを配置して、その出来栄えを見て、「かわいい! 色の統一感を出したかったんで、うまくできました」とご満悦の様子だ。

テキストも自由に入れることができ、「何しようかなあ~」「めっちゃ迷う!」と悩んでいたが、サポートダンサーズチーム名の「AI'M CREATIVE」に決定。「彼らはバックダンサーというよりも、一緒にステージを盛り上げる仲間たちなので」と思いを込めたそうだ。

  • Ayumu Imazu
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また、韓国でブームとなっている4コマのセルフフォトも体験。「Weverse」のオリジナルフレームで撮影し、人数分印刷したり、スマホにデータを送ったりすることができるサービスで、「へぇ~すっげぇこれ!」と楽しんでいた。

  • Ayumu Imazu
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「Weverse」に参加して半年になるが、「コミュニケーションが取りやすくて、ファンとの距離が一番近いアプリだと感じます。ライブ配信で、夏フェスに向けて作ったグッズのTシャツの色を、青の中でも3つくらいで悩んでて、アンケート採って一番投票の多かったのに決めたりとか、そういう交流ができるので、面白いですね」と積極的に活用。リアルタイム翻訳機能も重宝しているそうで、「僕は英語で発信するときもあるので、日本のファンにちゃんと伝わる安心感もあります」という。

今後、「Weverse」でやってみたいことを聞くと、「ファンのみんなと近い距離で活動していきたいので、ライブ配信で“次の新曲こういうの作ってるけど、どう思う?”とか聞いてみたり、エピソードを聞いてそれを歌詞に入れたり、コード感でどれがいいかアンケートを採ってその場で曲作りするのもやってみたいですね」と意欲を示した。

東京・NYの2拠点活動で「自分を見失わないように」

日本とニューヨークの2拠点で活動するImazu。その理由は、「14歳の時から3年半ニューヨークに留学したのですが、そこで吸収したものが日本にずっといると失われてしまうのではないかと思うので、行き来することで自分を見失わないようにしたいと思っているんです」と語る。

また、「日本にいて成長する部分と、アメリカにいて成長する部分が、全然違うんです。今回の滞在でも感じることがいっぱいあったし、ニューヨークに帰ったらまた新しい発見もあるので、いつも新鮮な気持ちでいられます」とメリットを感じている。

今回の日本滞在では、3つの夏フェスに出演し、「自分はワンマン(ライブ)が多いので、毎回毎回、学ぶことがありましたし、感じることも全然違いました」と収穫があった様子。今後、9月20日には地元・大阪で「SIRUP×Ayumu Imazu『Grooving Night #4』」、11月15日・16日には東京で初の自主企画ライブ「AYUMU IMAZU presents “SOLOS”」の開催が控えており、「夏フェスで学んだことを生かして、頑張っていきたいと思います」と意気込む。

さらに、「僕はいい音楽を作って、それをお客さんに届けて、その人たちの人生に少しでも幸せや元気を与えたいということに尽きると思っているので、これからもいい曲を作って届けたいと思います」と前を見つめた。

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●Ayumu Imazu
2000年5月12日生まれ、大阪府出身。6歳からダンスをはじめ、14歳から約3年半アメリカ・ニューヨークのアーティスト留学を経験後、活動の拠点をアメリカと日本に置いて活動する。9月20日には地元・大阪で「SIRUP×Ayumu Imazu『Grooving Night #4』」に出演、11月15日・16日には東京で初の自主企画ライブ「AYUMU IMAZU presents “SOLOS”」を開催予定。