双葉社は8月31日より、めちゃコミックにて女性向けコミック『新月なんていらない』の先行配信を開始した。

  • 『新月なんていらない』

同作は小説投稿サイトエブリスタにて開催された、双葉社女性向けコミック原作大賞の佳作受賞の同名小説を漫画家・時山はじめがコミカライズしたもの。初回は77ページを一挙配信。

自殺と断定された妹の死。遺留品には妹らしからぬものもあり、その死への疑念が深まる。

妹が死んだ海でまさに今入水しようとする少女・愛(いと)を思わず助ける光だったが…

愛は妊娠していた。子の父親である男に捨てられ絶望し、命を投げ出そうとしていた。

唯一の肉親である大学生の妹・莉子を入水自殺で亡くした光。妹の死の理由が分からないまま、深夜に訪れた妹が死んだ海で光は今まさに入水自殺をしようとしている女性・愛(いと)を衝動的に助け、自宅に連れ帰った。愛は妊娠していて、お腹の子供の父親には捨てられたと言う。愛の持ち物から愛を追い詰めた男を偶然知ってしまった光。なんとこの男は莉子が思いを寄せていた大学院生の真木だった。莉子の自殺にも真木が絡んでいるに違いないと確信した光は、愛に結婚を申し込む。そして愛が産んだ子が10歳になった頃、復讐の歯車が加速度的に動きを増してゆく。捨てられた女と捨てた男、そして拾った男…三者の視点から描かれるラブサスペンス!

『新月なんていらない』の漫画は時山はじめ。原作は朔吉珠世。