ジェンダーレスモデルの井手上漠が、31日放送のテレビ朝日系ドラマ『顔に泥を塗る』(毎週土曜23:30~)第6話にカメオ出演する。

  • 井手上漠=テレビ朝日提供

■高橋ひかる主演『顔に泥を塗る』

SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)を実写化する今作は、運命的に出会ったメイク男子・高倉イヴ(木村慧人/FANTASTICS)に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋)が、モラハラ男へと変ぼうした彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリー。

■メイク監修担当の井手上漠がBA役に

SNSで「ウルトラ級の美人」「本当にキレイ」「毎度格好が変わるたびにかわいい」と話題を呼んでいるのが、枠にとらわれず大好きなメイクをして自由なファッションを楽しむイヴの姿。そんなイヴを演じる木村のメイクも手掛け、本作を描くうえで重要な鍵となるメイクの監修を担う井手上が、第6話にカメオ出演する。

ジェンダーレスモデルとして活躍する一方、国際メイクアップアーティスト検定1級を取得し、世界的に通用するメイクのスキル持つ井手上が演じるのは、デパートのコスメ売り場で働くBA=ビューティーアドバイザー。第6話では、メイクが好きな美紅もすべて受け入れるというハルの言葉を信じて、ハルのもとに戻った美紅だったが、無意識にハルが好きな薄化粧をしている自分に気づく。そして自分を取り戻すためにリップを探しに訪れたデパートのシーンで、井手上が登場。リップに迷う美紅にアドバイスをしながらメイクを施すBA役として、プロならではの繊細なタッチのメイクテクを披露する。

【編集部MEMO】第6話あらすじ
柚原美紅(髙橋ひかる)は、初めて弱さをさらけ出した結城悠久=ハル(西垣匠)の姿を見て、心を惑わせる。「メイクを好きな美紅のことも受け入れる」とまで言われ、ついに彼のもとに戻ることを決意。再びハルと暮らし始めた美紅は、まるで2人の間に何事もなかったかのように穏やかな日々を過ごすが、無意識に赤リップを避け、ハルが好きな薄化粧をしていて……。そんな自分に気づいた美紅は、意を決してデパートのコスメ売り場へ向かい、自分に似合う赤リップを探す。一方、そんな美紅の姿を偶然見かけた高倉イヴ(木村慧人)は、あらためて美紅への思いを確信する。そんな中、法律事務所からの帰り際で、ハルが乗るエレベーターに同じく弁護士の鬼武柊真(高野洸)が乗り込んでくる。やたら馴れ馴れしく話しかける鬼武に、ハルは煩わしくも応じていたが、鬼武が差し出した名刺を見た瞬間、ハルは表情を変え……その苛烈とも言えるハルの反応には、どうやら過去のある思い出に原因があるようで!? その直後、ハルから突然外食に誘われた美紅は、買ったばかりの赤リップを塗ってハルのもとへ向かう。しかし、自分のメイクを受け入れると言っていたはずのハルの様子に異変を感じる。