2番手としてリリーフ登板した松井裕樹

○ カージナルス 4-1 パドレス ●

<現地時間8月29日 ブッシュ・スタジアム>

 サンディエゴ・パドレスが2連敗。2番手として登板した松井裕樹投手(28)は1回2/3を1失点という投球だった。

 1点ビハインドの5回裏、先発マイケル・キングが一死満塁のピンチを招いたところで松井が登板。最初の打者ヌートバーを左飛に打ち取って侍ジャパン対決を制すと、続く8番ヘレラを一飛に仕留めて火消し成功。わずか3球で満塁のピンチを切り抜けた。

 回跨ぎで6回裏にも続投した松井は先頭打者スコットから空振り三振を奪うも、続く1番ウィンに内角低めボールゾーンのフォーシームで12号ソロを被弾。2番バールソン、3番アレナドを続けて内野ゴロに打ち取ってイニングを終えた。

 パドレスは5回表、ジャクソン・メリルの20号ソロで1点差に迫るも、以降ノーヒットに抑え込まれ2連敗。カージナルスとの敵地4連戦を2勝2敗で終え、試合終了時点で地区2位ダイヤモンドバックスまで1ゲーム差、地区首位ドジャースまで4.5ゲーム差となっている。

 この試合の松井は1回2/3、17球を投げて1安打、1奪三振、1失点という投球。チームトップ59試合に登板し、今季成績は4勝2敗、防御率3.38となっている。

 なお、「7番・右翼手」でフル出場したヌートバーは8回裏に三塁打を放って追加点を演出。4打数1安打の内容で3試合連続安打をマークし、今季成績は打率.232、OPS.701となっている。