○ 中日 5 - 1 広島 ●
<19回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された29日の中日-広島戦で解説を務めた山本昌氏が、中日・岩嵜翔について言及した。
山本氏は「投げるストレートは力強いですし、楽に150オーバーしてきますし、何より経験でもありますので、バタバタ四球で崩れることがない。そう考えると、ここに岩嵜投手がいるのは大きい」と評価した。
同日の広島戦で、岩嵜は2-1の6回二死一塁で登板し、末包昇大を二ゴロに仕留めた。山本氏は試合後、「今日の試合は岩嵜投手を投入したのが大きいと思うんですよ。あのまま流れに乗られて、一気にというところをしっかりとめた。そのあとは安定したゲーム展開でしたよね。あそこ2アウトとって、あと1人任せようではなくて、岩嵜投手にスイッチして、ピンチを凌いだのが大きかったと思います」と振り返った。
ソフトバンク時代の17年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得したことのある岩嵜は、中日移籍後の22年にトミー・ジョン手術を受け、育成契約となったが、今年6月に支配下復帰。ここまで17試合に登板して、防御率2.20の安定した成績を残している。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)