アウンコンサルティングは、2024年7月の使用言語・文字別の訪日外国人客数および、台湾における日本の47都道府県に関する年間の検索トレンドについての調査結果を2024年8月28日に発表した。調査は2023年8月~2024年7月の期間の、日本政府観光局(JNTO)日本の観光統計データ、訪日外客数・出国日本人数データを参照したもの。

  • 訪日外国人数月別比較(2019年、2023年、2024年)

訪日外国人数(以下、訪日外客)を月別で比較してみると、2024年7月の訪日外客は約329万人で、コロナ禍前の2019年同月比では10.1%増加した。また、2024年1月〜7月までの累計は約2,106万人となり、過去最速で2,000万人を突破している。

  • 【国・地域別】訪日外客数(2024年7月)

国・地域別では、1位「中国」(約77万人)、2位「韓国」(約75万人)、3位「台湾」(約57万人)との結果に。中国がトップとなるのは2022年10月の水際措置の緩和以降で初となる。地方路線を含む増便などの影響もあり、中国からの観光客も回復傾向がみられる。

  • 【言語別・文字別】訪日外国人客数

2024年7月に日本を訪れた訪日外客数を使用言語別にみると、1位「北京語」(約77万人)、2位「韓国語」(約75万人)、3位「中国語」(約57万人)、4位「英語」(約46万人)、5位「広東語」(約27万人)と続いた。

また、使用文字別にみると、トップの「繁体字(台湾・香港)」(約85万人)に次いで、「簡体字(中国)」(約77万人)、「ハングル(韓国)」(約75万人)、「英語」(約46万人)と続く結果に。