テレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(毎週木曜21:00~)第6話が、きょう29日に放送される。

  • 小雪=テレビ朝日提供

■韓国の大ヒットドラマをリメイク『スカイキャッスル』

韓国の大ヒットドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』(18~19年)を、松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪という豪華女優陣で日本版リメイクする今作は、世にも優雅な佇まいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描くギラギラでドロドロ=“ギラドロ”サスペンスミステリー。

■紗英、家庭内外で追い詰められていく

先週放送された第5話では、とうとう完璧セレブ妻・浅見紗英(松下奈緒)が実は犯罪者の娘で、児童養護施設の出身であるという秘密の過去が公衆の面前で暴かれてしまうことに。そして母の秘密を知ってショックを受けた長女・瑠璃(新井美羽)は、心酔する敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)のもとへ身を寄せ、帰宅を拒絶。第6話では、ずっと自分を慕ってくれていた隣人・夏目美咲(高橋メアリージュン)までもが手のひらを返したように、「いくら綺麗に着飾っても過去は変えられないよ。劣等感が透けて見えるだけ」と、紗英を罵倒。紗英はスカイキャッスルの中でますます孤立していく。同時に、浅見家の絆も崩壊への道をたどり始めることに。学習面でもメンタル面でも親身に寄り添ってくれる九条だけを信じるようになった瑠璃は、「ママを軽蔑してる」と言い出し、夫・英世(田辺誠一)も「本当の原因は君にあるんじゃないのか?」と冷遇。次女・真珠(白山乃愛)も、姉ばかりを気にかける紗英に正面から反発するようになり、紗英は家庭内での居場所も母親としての存在意義も失っていく。そんな中、あの事件が引き金となり、紗英は居候させている苦学生・山田未久(田牧そら)が、夫・英世の実の娘であることを知ってしまう。完全に追い詰められた紗英は、どんな行動に出るのか。

紗英以外のセレブ妻たちにも新たな転機が訪れる。二階堂家では、モラハラ夫・亘(鈴木浩介)の飼育まがいの教育から息子・翔(柴崎楓雅)を守るため、気高き精神をもつセレブ妻・杏子(比嘉愛未)がふたたび立ち上がることに。「地球は丸いのに、何がピラミッドよ!」亘が大事に飾っている出世の象徴=ピラミッドのオブジェを豪快に破壊する。

時を同じくして杏子は、九条が瑠璃に与えた学内試験の予想問題が脅威の的中率を維持していること、さらには人心掌握に長けた九条の“真の人間性”について疑問を持ち始める。そこで、同じく受験生の母である泉(木村文乃)や美咲にも呼びかけ、九条の本性を調べることに。すると驚がくの新事実が浮かび上がる。第5話で、母親への嫌悪感を募らせる瑠璃に向かって「私も母親が苦手でした。親こそが使い捨てにされるべき存在なのです」と語りかけた九条。第6話でも、「最後に勝つのは貴方。つらいことがあったら母親ではなく、私を頼って」と、瑠璃を優しく抱きとめ、その心を着実に掌握していくのだが……。はたして彼女の真の目的、そしてついに発覚する新事実とは。

【編集部MEMO】
TELASAでは今夜の第6話放送後、『豪華キャスト勢揃い! スカイキャッスル(秘)茶話会』第2弾の配信がスタートする。第1弾に引き続き、主演の松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が登場。極上のアフタヌーンティーを楽しみながら、自らが選んだスイーツ&セイボリーごとに設定された質問を軸に、ここでしか聞けない(秘)女子トークを展開する「アフタヌーンティートーク〜後半戦」を届ける。ドラマの内容にちなんだ「セレブ一家の生活を覗き見できるなら何を見てみたい?」「人の目ってコワイ! と思うことは?」など、さまざまな質問に答える中、とある質問に共感した司会の平子祐希(アルコ&ピース)は、自身のエピソードを披露。それがこの収録直前に起こった出来事だと知り、一同は驚く。