元プロ野球選手で野球解説者の佐々岡真司氏が12日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「前田智徳伝説! オーラがありすぎて先輩もビビってた!?」に登場。社会人を経てプロ入りした経緯を明かした。

  • 佐々岡真司氏 =BSJapanext提供

プロから声がかかるも断った理由

島根県立浜田商業高等学校から初となるプロ野球選手となり、現役時代は100勝100セーブをあげるなど、中心選手として活躍した佐々岡氏。

しかし、同学年にKKコンビがいた身としては、高校時代の自身への評価はそこまで高くなかったようで、「僕らはKK見てたんで。島根でベスト4で僕は負けたんですけど、準決勝で。でも、プロの声もかかってたんですよ」「でも甲子園を見て、桑田、清原を見てたら『僕のレベルじゃ到底無理だな』と思って」「一応、『島根ナンバーワン』って言われてたんです。でも、島根ナンバーワンは、所詮島根ですから(笑)」と、当時を自虐的に語る。

この発言に対し、ますだおかだ・岡田圭右が「コラーッ!」「島根はソフトバンクの和田さんおるやん」とツッコむが、佐々岡氏は「和田は甲子園行ったんで。彼は浜田高校で、僕は浜田商業。全然レベルが違うんです」と説明。続けて、「プロ行きたかったんです。だけど断りました。断って社会人行ったんです。『今はプロに行けない』『(ドラフトに)かけないでくれ』と。それで4年間社会人をやって、『あ、これなら桑田、清原と戦える』って自信がついて、プロに行きました」と振り返っていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。