俳優の高橋文哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(23:45~※一部地域除く)第6話が、きょう23日に放送される。

  • 『伝説の頭 翔』第6話より=テレビ朝日提供

■『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じている。

■危多漢闘でヤンキー狩りが多発

第6話では、危多漢闘(きたかんとう)で多発するヤンキー狩りが描かれる。首謀者は顔を隠していて正体は明らかになっていないが、レディース真帝麗羅(シンデレラ)総長を名乗っているという。女性とは思えない腕っぷしで、次々とヤンキーたちをなぎ倒していくが、いったい何者なのか。この件に怒り心頭となったのが、翔の彼女でレディース紅の総長・綾小路直子(井桁弘恵)。「相手はレディース名乗ってんだろ!? だったらヤンキー狩り狩りは、こっちで仕切っから」と“殺る気満々”となってしまう。そんな中、「紅に入りたい」という、ナゾの女子高生も登場。やがて、真帝麗羅総長の刃はグランドクロスメンバーにも向けられることに。このことを機に、真帝麗羅総長とホンモノの翔がタイマン勝負!? 第1話以来となる、翔のキレのあるアクションが見られるのか。

さらに、アイドル・古くさい街角のスケ番ズのリーダー兼マネージャーの辻沢京子(森香澄)と達人の推すメンバー・藤谷彩(関水渚)が、京子が以前に翔たちと会ったスナック喫茶・紅の話をしていると、そこに突然「面白そうな話をしていますね。グランドクロスの伊集院翔がどうとか」と割って入ってくるナゾの男が。その人物こそ、グランドクロスを崩壊させるラスボス・佐々木聖人(藤原大祐)。物語後半戦の最重要キャラ・聖人に注目だ。そして達人と翔がいる山田家に、突然、彩がやってきて、2人が入れ替わっている事実がついに彩にバレることに!?

【編集部MEMO】第6話あらすじ
群雄割拠の危多漢闘(きたかんとう)で多発するヤンキー狩り。首謀者は、夏場にもかかわらずコートをまとい、顔を隠してレディース真帝麗羅(シンデレラ)総長を名乗っていると聞き、グランドクロスメンバーたちも戦々恐々。しかし、伊集院翔となり替わっている山田達人(高橋文哉)だけは、ホンモノの翔が、達人が激推しするアイドル・古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)のメンバーである藤谷彩(関水渚)とバッタリ鉢合わせをした日から、彼女との連絡が途絶えてしまったことが気がかりで、心ここにあらずだった。そんな中、翔の彼女でレディース紅の総長・綾小路直子(井桁弘恵)は、「相手はレディース名乗ってんだろ!? だったらヤンキー狩り狩りは、こっちで仕切っから」と“殺る気”満々に!? そんなある日、最近危多漢闘に引っ越してきたという真面目そうな女子高生・工藤瑞穂(駒井蓮)が、レディースになりたいと直子に直談判。しかも、恥ずかしがり屋で病弱の姉も、一緒に紅に入れてほしいとムチャなお願いをする。直子は「会いもしないで入れてくれとか、話になんねー」とこれを一蹴するのだった。一方で、達人へのメッセージの返信をためらっている彩は、街スケのレッスンにも身が入らず、リーダー兼マネージャーの辻沢京子(森香澄)もご立腹。彩は、京子が以前に翔たちと会ったスナック喫茶・紅の場所を聞き出すのだが、そのやり取りを見ていたナゾの男・佐々木聖人(藤原大祐)は「面白そうな話をしていますね。グランドクロスの伊集院翔がどうとか」と近づいてきて……!?