ルレ・エ・ シャトーに新たにホテル・レストランメンバーが加入|個性豊かな世界各国のホテルで素敵な滞在を

世界の厳選されたホテル・レストランが加盟するルレ・エ・ シャトーは、現在およそ580もの加盟メンバーが世界中におり、そのどれもが地域文化やライフスタイルを交えながら、その土地ならではの魅力を発信している。そして今回ルレ・エ・シャトーは、新たなホテル・レストランメンバーを迎え入れたことを発表した。

【画像】ルレ・エ・ シャトーに新たに加入した世界各国のユニークなホテル・レストラン(写真26点)

この度仲間入りしたのは、アフリカ(ボツワナ)、アメリカ(ルイジアナ)、ヨーロッパ(スペイン、ルーマニア、フランス)、中東(イスラエル、エジプト)、アジア(中国、インド)など、世界各国からのユニークなホテル・レストランたちである。以下、写真と共にご紹介していこう。

01「シタツンガプライベートアイランド(Sitatunga Private Island)」

オカバンゴ、ボツワナ

客室:スイート2室、ヴィラ1棟

料金:1泊1人US$ 1,550 ~(キャンプ間の航空移動など全て込み)

滞在条件:2-3泊より

年齢制限:6歳以上

姉妹プロパティ:Relais & Châteaux Great Plains Conservation camps(ルレ・エ・シャトー グレートプレーンズ保護キャンプ - ドゥバプレーンズ・キャンプ;グレートプレーンズ・マラ;グレートプレーンズ・セリンダ;オル・ドニヨ・ロッジ;テンボプレーンズ・キャンプ)

世界遺産にも登録されている世界最大の内陸三角州、オカバンゴ・デルタが有名。迷路の様につながる水路とその恵みで生きる野生動物は、この島の圧倒的な生物多様性と特異なエコシステムを形成している。

02「エメリルズ(Emerils)」

ニューオーリンズ、ルイジアナ、米国

レストラン(38席)

料金:1人$ 170から(飲物除く)、ワインペアリングメニューは1人$ 150~、プレステージメニューは$ 350 ディナー限定

80年代後半当時、ひっそりとした倉庫街だったチュピトューラス通りにオープンしたレストラン。シェフのエメリル・ラガッセは30年経った今、クレオール・ルイジアナ料理で数々の書籍を手掛け、成功者としてアメリカのセレブの一人として名を連ねている。

03「フィンカ・ラ・ドナイラ(Finca La Donaira)」

モンテコルト、スペイン

客室:9室(スイート5室) – 1泊$ 1,050~(全(飲料)込み)

滞在条件:2泊より

Table dhôte(タブル・ドットゥ) – 農園でとれたオーガニック野菜を使った料理、タパス、子供ウェルカム

アンダルシア南部が誇る白い村を巡るルートから少し行ったところにあるセラニア・デ・ロンダの農村、約700ヘクタールの広大な土地に建つ。見渡す限り広がる牧草地には、年月を重ねたオークの木、ローマ時代、イスラム時代の遺跡と、どこか想いを馳せる静けさに包まれている。

04「マットゥカホテル(Matca Hotel)」

トランシルバニア、ルーマニア

客室:16室&ヴィラ2棟

価格:1泊$ 280~

Stup(スタップ) - 新トランシルバニア料理、屋内・屋外

高原や谷に点在する中世の街やお城が数多くある場所として知られている場所に佇むホテル。そして息を呑むほど豊かな自然に囲まれ、ふと文明社会から離れた錯覚に陥ることができるのがここ「マットゥカホテル」である。伝統農家をベースとしたコンセプトが何気ない落ち着きを演出し、土地と優しく共存するその佇まいは心身を満たす滞在になること間違いない。

05「ホテル・レ・ルミエール(Les Lumières)」

ベルサイユ、フランス

客室:31室(スイート10室) –

価格:1泊$ 428~

内容:La Table des Lumières(ラ・ターブル・デ・ルミエール) – 地産ベジタリアン料理、Le Bar des Philosophes(ル・バー・デ・フィロソフ) - テラス・ウィンターガーデン完備のシャンペンバー、Tea room(ティールーム) - フランス菓子

姉妹施設:Relais & Châteaux Château dAudrieu(ルレ・エ・シャトー シャトー・ドードリュー)とChâteau de Fonscolombe (シャトー・ドゥ・フォンコロンブ)の姉妹施設

ヴェルサイユ宮殿のその向かいに、オープンする新しいブティックホテル「レ・ルミエール」はエドワール・コルベールとアントワーヌ・ドゥ・グラモンが太陽王から賜った、17世紀のパビリオン2棟を改装して誕生する。この優雅な建物に広がるのは、歴史的な建築と厳選されたコンテポラリーデザインが共存した空間。フランスで最も名声高い宮殿にほど近い場所にありながら、プライベートな空間と静寂な庭がゲストを歓迎する。

06「ル・クロ・ヴォーバン(Le Clos Vauban)」

ラングル、フランス

オープン日:2024年10月末オープン

客室:8室(スイート4室)

価格: 1泊$ 268~

Bulle dOsier(ブル・ドシエ) – シェフValentin Loison(ヴァレンタン・ロアソン)が手掛けるグルメレストラン、Brasserie Mirabelle(ブラッセリー・ミラベル) – ファミリーダイニング

ミシュラン歴30年で30の星を獲得したアヌシーに所在するルレ・エ・シャトーのプロパティ、「ル・クロ・デ・ソン」を成功させたローラン・プティ氏が故郷のオートマルヌ県に戻り、ラングレにホテル「ル・クロ・ヴォーバン」をオープンする。スイートルームを含むわずか8室の客室は、各部屋それぞれがオスマン様式の個性的なスタイルにパーソナライズされており、フランス唯一の籐細工の学校があることから、籐製の作品が際立つ内装になっている。

07「シャトー・サントサビーヌ(Château Sainte Sabine)」

サント=サビーヌ、フランス

客室:23室 (スイート2室含む)

価格:1泊$ 215から

Lassey Restaurant(ラッスィ・レストラン) - 地産地消料理、Relais & Châteaux Hostellerie de Levernois(オステルリー・ドゥ・ルヴェルノア)の姉妹プロパティ

パリから車に乗り3時間で到着するブルゴーニュ地方に佇むホテル。ブルゴーニュ地方らしい温かいおもてなし、どこの角にも美食レストラン、豊かな自然に囲まれた滞在はいかがだろうか。骨董屋で調達した歴史を語る家具、トワルドジュイ、過去の様子を物語るプリント作品をあしらった23の客室・スイートは、当時の貴族文化の落ち着いた魅力が感じられる。

08「ザ・ドリスコ(The Drisco)」

テルアビブ、イスラエル

客室:42室(スイート5 室)

価格:一泊$ 310~

George & John(ジョージ&ジョン) - 中庭つきグルメレストラン

「ザ・ドリスコ・テルアビブ」は、19世紀を代表する著名作家がこぞって訪れた魅力と歴史をもつホテル。イスラエルで最も古いホテルのひとつで、改装を経た今でもラウンジやバーには当時のフレスコ画がゲストをお出迎えする。優美なインテリアが自慢の42の客室ではアットホームな心地よさがゆったりとした時間をお約束する。

09「ラ・メゾン・ブルー(La Maison Bleue)」

エル・グウナ、エジプト

客室:スイート13室

価格:1泊$ 430~

Le Restaurant(ル・レストラン) - ヨーロッパ風エジプト料理、The Greenhouse(ザ・グリーンハウス) - カジュアルオーガニック料理

年齢:16歳以上

エジプト屈指のリゾート、エル・グーナに位置するリゾート。あるデベロッパー/投資家が、家族・友人をもてなすために建てたゲストハウスが時を経て、地域では珍しい成人限定のブティックホテルに生まれ変わった場所である。建物はイタリア・北アフリカの様式を中心に、コリント式柱頭の列柱、大理石と寄木張りの床、フレスコ画をあしらった格間天井など、黄金時代の要素を取り入れている。

10「シターラ・ヒマラヤ(Sitara Himalaya)」

ヒマラヤ、インド

客室: 全10スイート

価格:1泊$ 780~(全込み)

Sitara Sky Restaurant – 地域料理

年齢:16歳以上

クル渓谷からさらに高度2.5km上がった丘にふと現れ、自然と宇宙とのつながりを感じることができるこのホテルは、インド式の癒しと回復の時を提供している。ヒンズー教をはじめ、多くの東洋哲学の基礎となったヴェーダの教えをインドの賢者が享受したと言われるメルー山を愛でながら、ゲストは自然元素を近くに感じることができる。

11「キングス・ジョイ(Kings Joy)」

北京、中国

2024ミシュランガイド、三ツ星、グリーンスター

客席:80席

価格:1人$ 162~、+飲物

若きシェフ、ギャリー・インが考案したベジタリアンとオート・キュイジーヌの融合を追求した料理は、ミシュランで三ツ星とサステナビリティの評価でグリーンスターを獲得し、世界初のベジタリアンレストランとなった。クラシックメニューと二週間おきに変わる二十四節気メニューでは、シェフが旬のオーガニック素材を中心に発案した創造性あふれる味をお届けしている。

今回新たに加入したルレ・エ・シャトーのメンバーの他にも、個性的で素晴らしいホテル・レストランが勢揃いしている。次の旅行を考える際には、ぜひ参考にしてみていただきたい。